第122回 横川駅の名物シーン〜EF63の連結 その2 昭和62年

前回、横川駅に到着した特急あさま号の背後に補機のEF63重連が接近し手前で一旦停止したところまでの写真をスキャンしましたが、今回はその続きの連結シーンとなります。

横川〜軽井沢間最大勾配66.7‰を登るために横川駅で列車の後部に補助機関車が連結されるというこの区間の特徴的なシーンは当たり前のように毎日見られました光景でしたが、北陸新幹線が開通し終端駅となった現在の横川駅では過去のものとなってしまいました。


JR東日本 信越本線 横川駅4番ホーム 189系L特急あさまのEF63補機連結シーン
198708横川駅_特急あさま補機EF63連結_06
◆ 撮影日:1987/8 PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

横川駅に到着したあさま号の背後で一旦停止したEF63の連結器を、線路上で待機していた係員が自動連結器から密着連結器に変える操作をします。
その後係員の合図でゆっくり前進、微速で進み多少の衝撃があって連結完了。


JR東日本 信越本線 横川駅4番ホーム 189系L特急あさまのEF63補機連結シーン
198708横川駅_特急あさま補機EF63連結_07
◆ 撮影日:1987/8 PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

連結後線路上の係員は配管側に移動。
その背後には峠の釜飯で有名なおぎのやのドライブイン横川が見えます。
列車で横川駅に来たことのない方でも、車でドライブイン横川に寄ったことのある方は多いのではないでしょうか。


JR東日本 信越本線 横川駅4番ホーム 189系L特急あさまのEF63補機連結シーン
198708横川駅_特急あさま補機EF63連結_08
◆ 撮影日:1987/8 PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

係員は各部の確認を終えてホームに上がります。
これで碓氷峠に挑む特急あさま号とEF63補機の連結作業は終了。


JR東日本 信越本線 横川駅4番ホーム 189系L特急あさまのEF63補機連結シーン
198708横川駅_特急あさま補機EF63連結_09
◆ 撮影日:1987/8 PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

このころは密着連結器の電車列車を後押しすることが多かったと思いますが、機関車が牽引する客車列車を後押しすることもあったでしょうからEF63の連結器は両対応の双頭連結器になっていたんですね。





次回も引き続き横川駅の様子などをスキャンしてみたいと思います。


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第121回 横川駅の名物シーン〜EF63の連結 その1 昭和62年

今回は1987年の夏に信越本線横川駅で撮影した、碓氷峠へ挑む「L特急あさま」の特徴的なシーンをスキャンしてみました。

1997年に廃止となった信越本線の横川〜軽井沢間ですが、当時は碓氷峠の66.7‰という急勾配があり後押しの機関車を連結するために長時間停車が必要で、その間に有名な駅弁の「峠の釜めし」を購入できることでも有名でした。

高校生だった当時、所属していた部活の合宿が長野で行われるということで夏は「L特急あさま号」に乗車するのが恒例となっており、横川駅停車中には他の部員たちは「峠の釜めし」の購入に走りますが、私は「EF63」連結シーンの撮影に走ります。
(もちろん釜めしを買うことは忘れません!)


JR東日本 信越本線 横川駅4番ホーム 189系L特急あさまのEF63補機連結シーン
198708横川駅_特急あさま補機EF63連結_01
◆ 撮影日:1987/8 PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

横川駅4番ホームに到着した「あさま」の背後にはこれから碓氷峠を後押しするEF63が待機しています。


JR東日本 信越本線 横川駅4番ホーム 189系L特急あさまのEF63補機連結シーン
198708横川駅_特急あさま補機EF63連結_02
◆ 撮影日:1987/8 PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

3番ホームからは高崎方面行き普通列車が発車し、4番ホームにはEF63が進入してきます。


JR東日本 信越本線 横川駅4番ホーム 189系L特急あさまのEF63補機連結シーン
198708横川駅_特急あさま補機EF63連結_03
◆ 撮影日:1987/8 PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

ホームに入ってくるとEF63は速度を落とします。


JR東日本 信越本線 横川駅4番ホーム 189系L特急あさまのEF63補機連結シーン
198708横川駅_特急あさま補機EF63連結_04
◆ 撮影日:1987/8 PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

EF63はここで一旦停車。
この間もホーム上では「峠の釜めし」を購入する乗客が次々やってきます。


JR東日本 信越本線 横川駅4番ホーム 189系L特急あさまのEF63補機連結シーン
198708横川駅_特急あさま補機EF63連結_05
◆ 撮影日:1987/8 PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

係員の合図でゆっくりと「あさま」に近づいていきます。
この頃になると「峠の釜めし」を購入できた乗客が連結のシーンを眺めに集まってきました。





次回も「EF63」と「あさま」の連結シーンの様子をお送りします。
ここしばらく更新が滞っていましたがようやく未整理のネガフィルムの何本かを発掘できました。
しばらくはこのシリーズも含め1980年代後半〜90年代初頭のカラー写真をアップできると思います。


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第120回 シリーズ定点撮影 その3 「尾久駅のいまむかし」

第120回の今回は「シリーズ定点撮影」の三回目、「尾久駅のいまむかし」をお送りします。
今月も月末ギリギリの更新となり過去のデータを使い回すような記事になってしまいましたが、ようやく未整理のネガフィルムの整理にも手を付けはじめ次回以降の記事にも目処がついてきたところです。
(今回使用した尾久駅の現在の写真は、定点撮影シリーズの過去の記事「上野駅」と「赤羽駅」でも使用した2015年11月撮影のものです)


国鉄 東北本線 尾久駅 寝台特急あけぼの号
寝台特急あけぼの_尾久駅
◆ 撮影日:1984/12 PENTAX MX / SIGMA HIGH-SPEED ZOOM 80-200mm F3.5-4 / Nikon COOLSCAN IV ED

1〜2枚目は「第18回 国電フリー乗車券で撮り鉄 上野駅ほか 昭和59年」で撮影した1984年の尾久駅の様子です。
当時の早朝の尾久駅では各地から終着の上野駅を目指して力走する夜行寝台列車の数々を撮影できる有名撮影地でもありました。


JR東日本 宇都宮線(東北本線) 尾久駅 1番ホームから (2015年)
尾久駅_2015_01
◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED

2015年現在の同じ場所から撮影してみました。
以前はホーム先端まで行けたため綺麗な編成写真を撮ることができましたが、途中に柵ができたためかなり手前の位置からの撮影を強いられます。
仮にホーム先端まで行けたとしても新たに設置された架線柱のため、以前のような編成写真を撮影することは不可能です。
特急列車などの優等列車も数少なくなったため、撮影地としては適した場所でもなくなったようです。


国鉄 尾久客車区
尾久駅_尾久客車区
◆ 撮影日:1984/12 PENTAX MX / SIGMA HIGH-SPEED ZOOM 80-200mm F3.5-4 / Nikon COOLSCAN IV ED

ホーム先端のすぐ近くに尾久客車区があります。
この時は寝台特急「はくつる」と「あけぼの」の洗車風景が見えました。


JR東日本 宇都宮線(東北本線) 尾久駅 2番ホームから見える尾久車両センター (2015年)
尾久駅_2015_02
◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED

北へ向かう寝台列車が激減した2015年でも約30年前と同じ風景が見えました。
この時はいわゆる「ブルートレイン」として最後まで生き残った「北斗星」で使用された24系客車、「カシオペア」用のE26系客車の清掃作業をしている様子が見えました。
E26系客車は現在でも団体臨時列車などで活躍しているようですね。


国鉄 東北本線 尾久駅 マニ50 MOTOトレイン
s6112マニ50MOTOトレイン_尾久駅
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX-M 50mm F1.7/Nikon COOLSCAN IV ED

同じ位置から上野駅方面を見るとここからも広い留置線が見えますが、1986年に訪れた時は北海道へ向かうツーリングライダーに利用された「MOTOトレイン」のマニ50が留置されていました。
第82回 上野・日暮里・尾久で撮り鉄 その1 昭和61年


JR東日本 宇都宮線(東北本線) 尾久駅 2番ホームから見える尾久車両センター (2015年)
尾久駅_2015_03
◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED

2015年現在の様子は約30年前の風景とあまり変わらないようですが、背後に見える「東京スカイツリー」がとても目立って見えます。


国鉄 東北本線 尾久駅 マニ36-2121+車番確認不能(スハネフ14)+マニ36-2155
198506_尾久001
◆ 撮影日:1985/6 PENTAX MX / smc PENTAX-M 50mm F1.7 / Nikon COOLSCAN IV ED

1985年に訪れた時は前年に廃止された寝台特急「紀伊」のスハネフ14やマニ36がいたり、珍しい車両の数々を見ることもできました。
第50回 赤羽駅・尾久駅で撮り鉄 昭和60年


JR東日本 尾久駅 駅前 (2015年)
尾久駅_2015_04
◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED

さて2015年にこの写真を撮影しに行った時はフリー切符を使っての訪問だったので、初めて改札を出て駅舎訪問もしてみました。
広大な敷地を持つ尾久車両センターが併設された尾久駅ですが、駅はこじんまりした地味な駅舎というのが第一印象。
駅前には特に何もなさそうでしたが、ちょっと離れて駅舎の写真を撮ろうとファインダーを覗いたら隣の駐輪場の屋上に電気機関車とそれに牽引される客車をイメージした建物がありました。
北区の駐輪場らしいですが、ここにもこんな形で「北斗星」が残されているんですね。

約30年を経て訪問した尾久駅は、北へ向かう特急・急行や夜行列車が激減した現在では特徴的だった上野駅への定期的な客車列車の推進回送を見ることもできなくなり、尾久車両センターの役割も以前とは変わってしまったようでした。
しかし今回の訪問では、北への主要幹線である「東北本線」の駅の風格みたいなものを感じることができたと思います。


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第119回 小田原駅での一コマ 昭和59年

当ブログのネタである過去に撮影したネガやポジフィルムの整理がままならず、年末ギリギリでようやくアップすることができました。

さて今回は、学生時代に京都へ修学旅行に行った時に撮影したネガフィルムからの一コマをスキャンしてみました。
この時は110フィルムを使用する当時「ポケットカメラ」などと呼ばれたフィルムカメラを使用しました。
手持ちのフィルムスキャナーでは35mmフィルム以下の物には対応しておらず、ホルダーに無理やりセットしてスキャンしてみましたがどうにかスキャンできたようです。
ただカメラのコマ送りがうまくいっていなかったのか、コマの端が多重露光のようなムラが発生して見苦しい写真になってしまいました。


小田急線 小田原駅 修学旅行用団体列車 2400形
小田急2400形修学旅行列車
◆ 撮影日:1984年?月 カメラ不明/Nikon COOLSCAN IV ED

一枚目は小田原駅での一コマ。
画面上側に指が入り込んでますねw

修学旅行の目的地は京都でしたが、東京駅から始発の新幹線に乗車する訳ではなく、地元最寄駅から小田急線を使って小田原駅へ向かい新幹線に乗り換えて京都へ向かうルートとなっていました。
しかも朝の通勤時間帯だったのに2400形の一編成を団体専用列車として貸し切り、小田原へノンストップで向かうという今となっては贅沢な列車に乗車することができました。

ちなみにこの写真は小田原駅到着後に種別が回送となった2400形電車です。
「団体」の幕で写真が撮れなかったのはちょっと残念でしたね。


小田急線 小田原駅 特急ロマンスカー3100形 あしがら号
小田急ロマンスカー3100形あしがら号
◆ 撮影日:1984年?月 カメラ不明/Nikon COOLSCAN IV ED

続いては国鉄新幹線ホームへ移動する際、隣のホームに滑り込んできた特急ロマンスカー3100形「あしがら号」です。
ホームと車両の高さの関係から、車高の低さが際立つ写真となりましたね。


国鉄 東海道新幹線 小田原駅
国鉄東海道新幹線こだま号_小田原駅
◆ 撮影日:1984年?月 カメラ不明/Nikon COOLSCAN IV ED

こちらは東海道新幹線の小田原駅下りホームから撮影した上りの0形新幹線こだま号ですね。
中央にある線路は通過線でしょうか。
この後も東海道新幹線には何回か乗車したことがありますが、小田原駅から乗車したのは今の所これが最後です。

この時の修学旅行で撮影した鉄道関係の写真はこれだけで、残りは同級生たちの写真やら金閣寺・銀閣寺、清水寺などの写真だったので今回はこれにて終了。
あまり馴染みのない関西にいったのだからもっと街並みの様子や関西の鉄道を撮影しておけばよかったです。


という訳で2016年のブログ更新は今回が最後です。
来年こそは未整理のネタを出していけるようにしたいですね。
今年一年当ブログをご覧いただきありがとうございました。
来年もブログ「アナログからデジタルへ」をよろしくお願いいたします!




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第118回 新宿界隈でのスナップ 昭和60年

なかなか更新の進まない当ブログですが、今月もなんとか一件アップロードできました。
第118回は1985年に撮影した新宿南口から西口界隈の写真をスキャンしてみました。
なんて事のないスナップですが、画像を見てみるとなかなか面白いものが写っていたりします。


新宿駅南口付近 甲州街道前の露店
198511新宿_001
◆ 撮影日:1985/11 PENTAX MX smc PENTAX-M 35mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

1枚目は新宿駅南口近くの甲州街道沿いの歩道で撮影した風景。
記憶に残っている人もいると思いますが、この歩道沿いには写真にあるような露天商やラーメンやおでんの屋台が出ている事がありましたね。

果物の鮮やかな色合いが気になったようでスナップしたと思いますが、今回この写真をスキャンして気がついたのは背景に写る「ジャパンカメラ」「ジャパンビデオ」の看板ですね。
今となっては知る人ぞ知る家電量販店ですが、当時はあまり賑わっていなかった南口にあったためか、その存在を知る人も多くはなかったようです。
ちなみにこのビル、今はビクトリアの店舗になっていますね。


新宿西口
198511新宿_002
◆ 撮影日:1985/11 PENTAX MX smc PENTAX-M 35mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

甲州街道から大きな交差点を渡り、西口界隈に入ると見えてくるのは今はなき「カメラのさくらや」と「カメラのドイ」。
店舗の入れ替わりは激しいようですが、このあたりの風景は今も変わらないようです。


小田急線 新宿駅西口改札
198511新宿_003
◆ 撮影日:1985/11 PENTAX MX smc PENTAX-M 35mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

続いては小田急線新宿駅の西口改札です。
この時代には自動改札機は無いですから、ホームへの入場には改札係による入鋏が必要でした。
夕方の時間帯とはいえ二人の改札係でさばけるほどの人の流れだったのでしょうか。


小田急線 新宿駅ホーム
198511新宿_004
◆ 撮影日:1985/11 PENTAX MX smc PENTAX-M 35mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

最後は、振り返って4〜5番ホームの様子です。
当時の新宿駅ホームの照明って、なんか寒々しい冷たい感じだった記憶があります。





さて今回スキャンしたフィルムですが、私が所有する唯一のコダクロームのポジフィルムで、他のネガやポジフィルムと違ってスキャンが難しかったです。
見ての通りシャドウは潰れ気味で全体的に彩度が低く、暗部の多い画像ではレタッチしきれない難易度の高いフィルムでした。
特に新宿駅の写真はデイライトフィルムを蛍光灯の光源下で撮影しているため激しく緑かぶりしていて、今回の修正ではこれが限界でした。
スキャナーのソフトに「コダクローム」のモードがありますが、どうやってもニュートラルな色合いにはなりませんでした。
うまくスキャン・レタッチする方法はないものでしょうかね。


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すんや

Author:すんや
過去に撮りためたアナログ写真をフィルムスキャナーでデジタイズしアップロードする、アルバムと備忘録を兼ねたブログです。

一度はボツになった写真や、現像ムラ・カビ・キズなどで劣化した写真を現代の技術でどこまで復活させられるか?

アップする写真は基本的に鉄道写真か風景写真です。


中国五羊本田製バイクCGL125のブログをはじめました。
CGL125 あれこれ