第120回 シリーズ定点撮影 その3 「尾久駅のいまむかし」

第120回の今回は「シリーズ定点撮影」の三回目、「尾久駅のいまむかし」をお送りします。
今月も月末ギリギリの更新となり過去のデータを使い回すような記事になってしまいましたが、ようやく未整理のネガフィルムの整理にも手を付けはじめ次回以降の記事にも目処がついてきたところです。
(今回使用した尾久駅の現在の写真は、定点撮影シリーズの過去の記事「上野駅」と「赤羽駅」でも使用した2015年11月撮影のものです)


国鉄 東北本線 尾久駅 寝台特急あけぼの号
寝台特急あけぼの_尾久駅
◆ 撮影日:1984/12 PENTAX MX / SIGMA HIGH-SPEED ZOOM 80-200mm F3.5-4 / Nikon COOLSCAN IV ED

1〜2枚目は「第18回 国電フリー乗車券で撮り鉄 上野駅ほか 昭和59年」で撮影した1984年の尾久駅の様子です。
当時の早朝の尾久駅では各地から終着の上野駅を目指して力走する夜行寝台列車の数々を撮影できる有名撮影地でもありました。


JR東日本 宇都宮線(東北本線) 尾久駅 1番ホームから (2015年)
尾久駅_2015_01
◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED

2015年現在の同じ場所から撮影してみました。
以前はホーム先端まで行けたため綺麗な編成写真を撮ることができましたが、途中に柵ができたためかなり手前の位置からの撮影を強いられます。
仮にホーム先端まで行けたとしても新たに設置された架線柱のため、以前のような編成写真を撮影することは不可能です。
特急列車などの優等列車も数少なくなったため、撮影地としては適した場所でもなくなったようです。


国鉄 尾久客車区
尾久駅_尾久客車区
◆ 撮影日:1984/12 PENTAX MX / SIGMA HIGH-SPEED ZOOM 80-200mm F3.5-4 / Nikon COOLSCAN IV ED

ホーム先端のすぐ近くに尾久客車区があります。
この時は寝台特急「はくつる」と「あけぼの」の洗車風景が見えました。


JR東日本 宇都宮線(東北本線) 尾久駅 2番ホームから見える尾久車両センター (2015年)
尾久駅_2015_02
◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED

北へ向かう寝台列車が激減した2015年でも約30年前と同じ風景が見えました。
この時はいわゆる「ブルートレイン」として最後まで生き残った「北斗星」で使用された24系客車、「カシオペア」用のE26系客車の清掃作業をしている様子が見えました。
E26系客車は現在でも団体臨時列車などで活躍しているようですね。


国鉄 東北本線 尾久駅 マニ50 MOTOトレイン
s6112マニ50MOTOトレイン_尾久駅
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX-M 50mm F1.7/Nikon COOLSCAN IV ED

同じ位置から上野駅方面を見るとここからも広い留置線が見えますが、1986年に訪れた時は北海道へ向かうツーリングライダーに利用された「MOTOトレイン」のマニ50が留置されていました。
第82回 上野・日暮里・尾久で撮り鉄 その1 昭和61年


JR東日本 宇都宮線(東北本線) 尾久駅 2番ホームから見える尾久車両センター (2015年)
尾久駅_2015_03
◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED

2015年現在の様子は約30年前の風景とあまり変わらないようですが、背後に見える「東京スカイツリー」がとても目立って見えます。


国鉄 東北本線 尾久駅 マニ36-2121+車番確認不能(スハネフ14)+マニ36-2155
198506_尾久001
◆ 撮影日:1985/6 PENTAX MX / smc PENTAX-M 50mm F1.7 / Nikon COOLSCAN IV ED

1985年に訪れた時は前年に廃止された寝台特急「紀伊」のスハネフ14やマニ36がいたり、珍しい車両の数々を見ることもできました。
第50回 赤羽駅・尾久駅で撮り鉄 昭和60年


JR東日本 尾久駅 駅前 (2015年)
尾久駅_2015_04
◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED

さて2015年にこの写真を撮影しに行った時はフリー切符を使っての訪問だったので、初めて改札を出て駅舎訪問もしてみました。
広大な敷地を持つ尾久車両センターが併設された尾久駅ですが、駅はこじんまりした地味な駅舎というのが第一印象。
駅前には特に何もなさそうでしたが、ちょっと離れて駅舎の写真を撮ろうとファインダーを覗いたら隣の駐輪場の屋上に電気機関車とそれに牽引される客車をイメージした建物がありました。
北区の駐輪場らしいですが、ここにもこんな形で「北斗星」が残されているんですね。

約30年を経て訪問した尾久駅は、北へ向かう特急・急行や夜行列車が激減した現在では特徴的だった上野駅への定期的な客車列車の推進回送を見ることもできなくなり、尾久車両センターの役割も以前とは変わってしまったようでした。
しかし今回の訪問では、北への主要幹線である「東北本線」の駅の風格みたいなものを感じることができたと思います。


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第119回 小田原駅での一コマ 昭和59年

当ブログのネタである過去に撮影したネガやポジフィルムの整理がままならず、年末ギリギリでようやくアップすることができました。

さて今回は、学生時代に京都へ修学旅行に行った時に撮影したネガフィルムからの一コマをスキャンしてみました。
この時は110フィルムを使用する当時「ポケットカメラ」などと呼ばれたフィルムカメラを使用しました。
手持ちのフィルムスキャナーでは35mmフィルム以下の物には対応しておらず、ホルダーに無理やりセットしてスキャンしてみましたがどうにかスキャンできたようです。
ただカメラのコマ送りがうまくいっていなかったのか、コマの端が多重露光のようなムラが発生して見苦しい写真になってしまいました。


小田急線 小田原駅 修学旅行用団体列車 2400形
小田急2400形修学旅行列車
◆ 撮影日:1984年?月 カメラ不明/Nikon COOLSCAN IV ED

一枚目は小田原駅での一コマ。
画面上側に指が入り込んでますねw

修学旅行の目的地は京都でしたが、東京駅から始発の新幹線に乗車する訳ではなく、地元最寄駅から小田急線を使って小田原駅へ向かい新幹線に乗り換えて京都へ向かうルートとなっていました。
しかも朝の通勤時間帯だったのに2400形の一編成を団体専用列車として貸し切り、小田原へノンストップで向かうという今となっては贅沢な列車に乗車することができました。

ちなみにこの写真は小田原駅到着後に種別が回送となった2400形電車です。
「団体」の幕で写真が撮れなかったのはちょっと残念でしたね。


小田急線 小田原駅 特急ロマンスカー3100形 あしがら号
小田急ロマンスカー3100形あしがら号
◆ 撮影日:1984年?月 カメラ不明/Nikon COOLSCAN IV ED

続いては国鉄新幹線ホームへ移動する際、隣のホームに滑り込んできた特急ロマンスカー3100形「あしがら号」です。
ホームと車両の高さの関係から、車高の低さが際立つ写真となりましたね。


国鉄 東海道新幹線 小田原駅
国鉄東海道新幹線こだま号_小田原駅
◆ 撮影日:1984年?月 カメラ不明/Nikon COOLSCAN IV ED

こちらは東海道新幹線の小田原駅下りホームから撮影した上りの0形新幹線こだま号ですね。
中央にある線路は通過線でしょうか。
この後も東海道新幹線には何回か乗車したことがありますが、小田原駅から乗車したのは今の所これが最後です。

この時の修学旅行で撮影した鉄道関係の写真はこれだけで、残りは同級生たちの写真やら金閣寺・銀閣寺、清水寺などの写真だったので今回はこれにて終了。
あまり馴染みのない関西にいったのだからもっと街並みの様子や関西の鉄道を撮影しておけばよかったです。


という訳で2016年のブログ更新は今回が最後です。
来年こそは未整理のネタを出していけるようにしたいですね。
今年一年当ブログをご覧いただきありがとうございました。
来年もブログ「アナログからデジタルへ」をよろしくお願いいたします!




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第118回 新宿界隈でのスナップ 昭和60年

なかなか更新の進まない当ブログですが、今月もなんとか一件アップロードできました。
第118回は1985年に撮影した新宿南口から西口界隈の写真をスキャンしてみました。
なんて事のないスナップですが、画像を見てみるとなかなか面白いものが写っていたりします。


新宿駅南口付近 甲州街道前の露店
198511新宿_001
◆ 撮影日:1985/11 PENTAX MX smc PENTAX-M 35mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

1枚目は新宿駅南口近くの甲州街道沿いの歩道で撮影した風景。
記憶に残っている人もいると思いますが、この歩道沿いには写真にあるような露天商やラーメンやおでんの屋台が出ている事がありましたね。

果物の鮮やかな色合いが気になったようでスナップしたと思いますが、今回この写真をスキャンして気がついたのは背景に写る「ジャパンカメラ」「ジャパンビデオ」の看板ですね。
今となっては知る人ぞ知る家電量販店ですが、当時はあまり賑わっていなかった南口にあったためか、その存在を知る人も多くはなかったようです。
ちなみにこのビル、今はビクトリアの店舗になっていますね。


新宿西口
198511新宿_002
◆ 撮影日:1985/11 PENTAX MX smc PENTAX-M 35mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

甲州街道から大きな交差点を渡り、西口界隈に入ると見えてくるのは今はなき「カメラのさくらや」と「カメラのドイ」。
店舗の入れ替わりは激しいようですが、このあたりの風景は今も変わらないようです。


小田急線 新宿駅西口改札
198511新宿_003
◆ 撮影日:1985/11 PENTAX MX smc PENTAX-M 35mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

続いては小田急線新宿駅の西口改札です。
この時代には自動改札機は無いですから、ホームへの入場には改札係による入鋏が必要でした。
夕方の時間帯とはいえ二人の改札係でさばけるほどの人の流れだったのでしょうか。


小田急線 新宿駅ホーム
198511新宿_004
◆ 撮影日:1985/11 PENTAX MX smc PENTAX-M 35mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

最後は、振り返って4〜5番ホームの様子です。
当時の新宿駅ホームの照明って、なんか寒々しい冷たい感じだった記憶があります。





さて今回スキャンしたフィルムですが、私が所有する唯一のコダクロームのポジフィルムで、他のネガやポジフィルムと違ってスキャンが難しかったです。
見ての通りシャドウは潰れ気味で全体的に彩度が低く、暗部の多い画像ではレタッチしきれない難易度の高いフィルムでした。
特に新宿駅の写真はデイライトフィルムを蛍光灯の光源下で撮影しているため激しく緑かぶりしていて、今回の修正ではこれが限界でした。
スキャナーのソフトに「コダクローム」のモードがありますが、どうやってもニュートラルな色合いにはなりませんでした。
うまくスキャン・レタッチする方法はないものでしょうかね。


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第117回 高円寺駅での一コマ 昭和62年

第117回の今回は昭和62年、JR東日本中央線の高円寺駅で撮影した写真をスキャンしてみました。
何が目的で高円寺駅まで訪れたのか今となっては記憶が定かではありませんが、ネガに記録された画像を見る限り新宿での用事のついでだったというのはわかりました。
当時も今もきれいな編成写真が撮れる有名な撮影地なので一度は行ってみようと思ったのでしょうね。


JR東日本 中央線 高円寺駅 201系 東京行き
1987高円寺_中央線201系
◆ 撮影日:1987/? PENTAX LX smc PENTAX-M 50mm F1.7/Nikon COOLSCAN IV ED

1枚目は下車した緩行線のホームから東京行きの中央線快速201系を撮影してみました。
中央線快速列車は平日のみの停車らしいので、この写真を見る限り撮影は土曜・休日ではなかったということでしょう。
乗務員や乗客の服装から判断すると夏休み中の平日だったのかもしれません。


JR東日本 中央線 高円寺駅 165系 パノラマエクスプレスアルプス
1987高円寺_パノラマエクスプレスアルプス
◆ 撮影日:1987/? PENTAX LX smc PENTAX-M 200mm F4/Nikon COOLSCAN IV ED

元々目当てがあって来た訳ではない高円寺駅でしたが、運良く珍しい列車「パノラマエクスプレスアルプス」がやってきました。
この年1987年の3月から運行を開始した急行型165系6両編成の両端を展望車に改造したジョイフルトレインで、小田急ロマンスカー3100形にも似たその外観はとても目立つ存在でした。
富士急行に売却された後は2016年2月まで「フジサン特急」として活躍していたのは記憶に新しいところです。


JR東日本 中央線 高円寺駅 165系 回送列車
1987高円寺_165系回送列車
◆ 撮影日:1987/? PENTAX LX smc PENTAX-M 200mm F4/Nikon COOLSCAN IV ED

続いては同じく165系急行型電車ですが、立川方面へ走り去る回送列車でした。
この時はこの二本の列車で満足したらしく、緩行線の103系を撮影したあとは移動したようです。


新宿西口ヨドバシカメラ本店前
1987新宿西口ヨドバシカメラ前
◆ 撮影日:1987/? PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

この日の本来の用事を済ませるため新宿へ移動してきました。
多分フィルムや印画紙などを購入するために来たのでしょう。
今になって思えば、このようなどうということもない街中の風景をスナップすることが多かったようです。
バスタ新宿が華々しく開業したのは今年の春のことでしたが、それまで長距離バスの発着所だったヨドバシカメラ本店前の様子は懐かしい風景となりました。
今は無くなってしまった「カメラのドイ」が見えたり時代の流れを感じますが、行き交う人の多さは今も昔も変わらないようです。





さて、今回も月末ギリギリでの更新となりました。
ちょっと生活環境の変化がありこちらのブログを更新するためのネタである、「フィルム」の発掘・整理が進んでいません。
なんとか年内には目処をつけたいと思っていますが、しばらくは月に一回の更新が続きそうです。
フィルムの整理が出来次第更新していきたいと思っていますが、一連のスキャン→レタッチの作業も時間のかかる作業なのでどうなることやら。


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テーマ : 鉄道写真
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第116回 きっぷコレクション その2 「さようなら1800形 記念乗車券」 昭和56年

第116回は「きっぷコレクション」の二回目、「さようなら1800形 記念乗車券」をお送りします。
1800形電車は当時の小田急の車両の中ではその外観が異彩を放っていた大型通勤車両として有名で、幼少期の私も記憶に残る好きな車両の一つでした。

〜小田急1800形について詳しくはこちらを参照〜

さて今回紹介するきっぷですが、前回同様私の所有物ではなく、兄が所有する数少ない鉄道関係のコレクションのうちの一つなのです。
今回のブログ記事を書くにあたって借りたもので、昭和56年に多摩線で行われた1800形の引退記念運転の頃に購入したものだそうです。

この多摩線で行われた1800形さようなら運転は様子は兄と一緒に見に行きましたが、当時の私はカメラを持っていなかったため写真を撮ることはできませんでした。
この時の様子は兄が撮影していてプリントもあったはずですが、その時のネガは押入れの奥深くに仕舞い込まれているそうで、その発掘には今後も期待できないようです。(笑)

それではスキャンした「さようなら1800形 記念乗車券」をご覧いただきましょう。



「さようなら1800形 記念乗車券」の収納袋 表
さようなら1800形記念乗車券ケース表紙
◆ EPSON GT-X700でスキャン

1800形のことば
『昭和21年の誕生日以来今日まで340万キロメートル余りを走り、たくさんのお客さんを運び続けてきたぼくも、昭和56年7月をもって後輩に道を譲り引退することになりました。長い間可愛がっていただき本当にありがとうございました』


「さようなら1800形 記念乗車券」の収納袋から引用


「さようなら1800形 記念乗車券」の収納袋 裏
さようなら1800形記念乗車券ケース裏紙
◆ EPSON GT-X700でスキャン

収納袋裏面の解説によると、さようなら運転まで残った6両以外のほとんどは秩父鉄道へ売却されたようですね。
秩父鉄道では1990年に全廃されたそうです。



「さようなら1800形 記念乗車券」新宿から80円区間 新宿駅発行 表
さようなら1800形記念乗車券2表
◆ EPSON GT-X700でスキャン


「さようなら1800形 記念乗車券」新宿から80円区間 新宿駅発行 裏
さようなら1800形記念乗車券2裏
◆ EPSON GT-X700でスキャン

●生いたち
1800形は、終戦後の輸送力復興のために昭和21年から27年にかけて22両が投入され、このうち8両は元国鉄の63形で、当初は表の写真のように側面の窓は三段式のスタイルでした。


「さようなら1800形 記念乗車券」から引用



「さようなら1800形 記念乗車券」新宿から90円区間 新宿駅発行 表
さようなら1800形記念乗車券1表
◆ EPSON GT-X700でスキャン


「さようなら1800形 記念乗車券」新宿から90円区間 新宿駅発行 裏
さようなら1800形記念乗車券1裏
◆ EPSON GT-X700でスキャン

●異端児
デハ1821(現在のデハ1811)とクハ1871(現在のクハ1861)は1800形の異端児といえる車両で、デハ1821は元国鉄のモハ42形、クハ1871は元国鉄のクハ60形で、改造前は表の写真のように異彩をはなっていました。


「さようなら1800形 記念乗車券」から引用



「さようなら1800形 記念乗車券」新宿から90円区間 新宿駅発行 表
さようなら1800形記念乗車券3表
◆ EPSON GT-X700でスキャン


「さようなら1800形 記念乗車券」新宿から90円区間 新宿駅発行 裏
さようなら1800形記念乗車券3裏
◆ EPSON GT-X700でスキャン

●車体更新
1800形は、当時当社唯一の20メートル長の大型車で、戦後復興期の輸送に大きな役割を果たしましたが、戦時中の設計のため老朽化が目立ち、昭和32年から昭和33年にかけて車体を全面的に更新し、その後も種々の改良を施しています。


「さようなら1800形 記念乗車券」から引用



「さようなら1800形 記念乗車券」新宿から110円区間 新宿駅発行 表
さようなら1800形記念乗車券4表
◆ EPSON GT-X700でスキャン


「さようなら1800形 記念乗車券」新宿から110円区間 新宿駅発行 裏
さようなら1800形記念乗車券4裏
◆ EPSON GT-X700でスキャン

●塗装
昭和38年にマルーン1色の外部塗装を黄色と青色のツートンカラーに塗り替えイメージを一新しました。さらに、昭和45年には全車を今の標準色であるアイボリーにブルー帯の姿に変えました。


「さようなら1800形 記念乗車券」から引用



「さようなら1800形 記念乗車券」新宿から130円区間 新宿駅発行 表
さようなら1800形記念乗車券5表
◆ EPSON GT-X700でスキャン


「さようなら1800形 記念乗車券」新宿から130円区間 新宿駅発行 裏
さようなら1800形記念乗車券5裏
◆ EPSON GT-X700でスキャン

●終焉
22両の仲間がいた1800形も昭和54年から廃車が進み、昭和55年7月のダイヤ改正からは6両だけとなり、平日江ノ島線を2往復するだけとなりました。写真は昭和56年7月12日のお別れの日までつけられるヘッドマークをつけた1800形です。


「さようなら1800形 記念乗車券」から引用


誕生から幾多の改造を受けてきた1800形ですが、やはり1800形といえばこのスタイルが印象的ですね。
多摩線でのさようなら運転を除けば本線上を走行してる姿は幼少期の極僅かな期間しか見ていませんでしたが、当時のいわゆる「小田急顔」の前面デザインとは一線を画すもので仲間内でも人気の車両だったことを覚えています。
車内の様子なども他の小田急車両とは異なる印象がありましたが、元国鉄の車両だったことをのちに知りそれも納得というところでしょうか。





さて多摩線で行われた1800形のさようなら運転を見に行ったことは前述した通りですが、潤沢な資金を持ち合わせていなかった自分でも何か記念に残るものを手に入れられないか?と考えた末、このようなものを購入してみました。

1800形さようなら運転の車掌から購入した車内補充券 表
1800系さよなら運転_補充券オモテ
◆ EPSON GT-X700でスキャン

「さようなら運転」中、新百合ヶ丘駅で折り返し待ちをしていた車掌さんから購入した車内補充券です。
新百合ケ丘駅〜小田急多摩センター駅間の片道こども料金で購入しましたが、これだと日付が入っているわけでもなく当然1800形のさようなら運転のものとはわからないと思ったので、車掌さんに頼んで「1800形さようなら運転」と一筆入れてもらったのです。
もちろんこれだけではさようなら運転当日のものと証明するに至るものではありませんが、そこは私個人の思い出なのでまぁいいでしょう。


1800形さようなら運転の車掌から購入した車内補充券 裏
1800系さよなら運転_補充券ウラ
◆ EPSON GT-X700でスキャン

裏面には新百合ケ丘駅に設置されていた駅スタンプを勢いで押してしまい一時は後悔もしましたが、今となってはいい思い出となりました。





ここ数ヶ月忙しかったのと、未整理のネガの発掘に追われしばらく更新が滞り気味の当ブログですが、準備が出来次第更新したいと思っています。
まだしばらくは更新頻度が少なめになりますが、最低月に一本はアップしますので今後ともよろしくお願いいたします。


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すんや

Author:すんや
過去に撮りためたアナログ写真をフィルムスキャナーでデジタイズしアップロードする、アルバムと備忘録を兼ねたブログです。

一度はボツになった写真や、現像ムラ・カビ・キズなどで劣化した写真を現代の技術でどこまで復活させられるか?

アップする写真は基本的に鉄道写真か風景写真です。


中国五羊本田製バイクCGL125のブログをはじめました。
CGL125 あれこれ