第100回 シリーズ定点撮影 その1 「上野駅8番ホームのいまむかし」

ブログ「アナログからデジタルへ」は今回おかげさまで連載100回を迎えることができました。

ブログのタイトル名である「アナログからデジタルへ」は説明書きの通り、過去に撮りためたフィルム(アナログ)をフィルムスキャナーでスキャン(デジタイズ)してブログで公開する(デジタル)という意味でつけたものでしたが、比較的早い段階から考えていた企画として今回から始める新シリーズ「定点撮影」の中で、過去にアナログで記録した場所の現在に訪問し、その変化の様子をデジタルで再度記録・比較してみる、という「アナログからデジタルへ」の二つ目の意味を持つに至りました。
シリーズ定点撮影」は過去記事の場所に再訪でき次第、不定期にお送りしたいと思っています。



記念すべき連載100回目でシリーズ第1回目の今回は、連載第一回で取り上げた「第1回 上野駅にて 〜 急行八甲田」から上野駅8番ホームの様子をお送りしたいと思います。

今回は上手い具合に平日に時間をとることができたので、上野駅のほかにも都区内で手軽に行ける他の場所も回ってみるべく「都区内パス」を購入してみました。


国鉄 上野駅 8番ホーム EF58牽引の「急行八甲田」
上野駅8番線再スキャン
◆ 撮影日:不明 OLYMPUS ACE E.Zuiko 1:2.8 f=4.5cm/Nikon COOLSCAN IV ED

上野駅8番ホームに到着したEF58牽引の「急行八甲田」です。
どのような経緯で撮影したのかはっきり覚えていませんが多分昭和50年代の後半だと思います。
前後のコマを見てみるとお盆の帰省で「特急やまびこ」に乗車するためにやってきた上野駅で乗換え途中に撮影したようです。


JR東日本 上野駅 8番ホーム 2015年
上野駅8番線201511-2
◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED

今年の3月に開業した「上野東京ライン」の列車で上野駅7番ホームへと降り立ちました。
上野駅には何度か訪れることがありましたが8番ホームに行くことはなかったので、ここに来るのは30数年ぶりでしょうか。
目指す場所が見つかるか不安でしたが、歩いていくと見覚えのある、(なぜかこのワンスパンのみ残されている)古レールを使ったホーム上屋の支柱が見えて容易に特定をすることができました。


JR東日本 上野駅 8番ホーム 2015年 (画像の上にカーソルを置くと画像が切り替わります)

◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED

うむ、ここですね。
一枚目の写真と比較してみてると、背後の建物などいろいろ変化している部分もありますが、一目見てわかるくらいほとんど変わらない景色がそこにはありました。


国鉄 上野駅 EF58牽引の「急行八甲田」拡大
上野駅8番線再スキャン拡大
◆ 撮影日:不明 OLYMPUS ACE E.Zuiko 1:2.8 f=4.5cm/Nikon COOLSCAN IV ED

ちなみに今回の記事を書くにあたってフィルムの再スキャンをしてみました。
数をこなしてきたことでスキャンやレタッチの技術も少なからず向上したようで、上手い具合に仕上がったのでホーム部分を拡大した画像も作ってみました。
こうやって見ると、レールを支柱に使ったホーム上屋は奥のほうまで続いていたのがわかります。
ペプシの自販機があった場所には現在指定席券売機が設置されていました。
時計や表示板などは新しいものに置き換わっていますが、その位置は変わらないようです。


JR東日本 上野駅 8番ホーム 特急ときわ 2015年
上野駅8番線201511
◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED

目当ての場所の撮影も終わり地平ホームを見に行ってみようと思っていると、「特急ときわ」が到着するとのアナウンスがあり少し待って撮影してみることにしました。
やってきた列車は国鉄時代のデザインからすると随分と奇抜なものにみえますね。

上野駅で「ときわ」といえば急行電車を思い出しますが、今の「ときわ」は「フレッシュひたち」が改名した列車だそうで、品川発着ということもあり全く別物のようですね。
このあと地平ホームなども見て周りましたが、その様子はいずれこのシリーズ内で公開したいと思います。

この日は最初に新宿駅を見てきたのですが、駅全体の改築が進み以前の面影がわからないほど変化した新宿駅に比べ、以前とあまり変わらない上野駅の風景に最初感じた懐かしさが、上野東京ライン開業による影響なのか、かつて「北の玄関口」といわれた時代の賑やかな雰囲気は薄れてしまい、特に地平ホームはその存在さえも危ぶまれるような状況に見えてしまい何とも言えない寂しさを感じてしまいましたよ。




今回は第1回目なので、おまけでもう一枚お送りします。


上野アメヤ横丁 1986年
s6112上野アメ横
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX-M 50mm F1.7/Nikon COOLSCAN IV ED

こちらは「第83回 上野・日暮里・尾久で撮り鉄 その2 昭和61年」に掲載した29年前のアメヤ横丁入口の写真です。


上野アメヤ横丁 2015年 (画像の上にカーソルを置くと画像が切り替わります)
上野アメヤ横丁201511-1
◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED

どの場所か大体の見当はついていましたが、不忍口改札を出てみるとすぐにわかりました。
約29年前の景色と比べてみるとここから見える町並みはあまり変わらないようで、今も買い物や観光のお客さんたちでアメ横は賑わっていました。


記念すべき第100回でしたが、かつて多数の北へ向かう特急電車の写真を撮りに行った上野駅地平ホームの閑散とした景色に、何とも言えない寂しさを感じてしまい湿っぽくなってしまいましたね。
このような感覚になるとは撮影に行くまで想像もしませんでしたが、今後シリーズを重ねていく度に感じてしまうのでしょうね。



さて、無事に第100回をお送りすることができました。
ブログをはじめた当初はフィルムの手間のかかるスキャンやレタッチ作業に、続けていけるか不安になったりもしましたが、続けて行くうちに読者の皆様から頂くコメントなどが支えになりなんとかここまでたどり着くことができました。
いつもご覧になっていただいている読者様たちには、ここに御礼申し上げます。
これからも「アナログからデジタルへ」をどうぞよろしくお願いいたします。


次回からは「第99回 春の中央本線 撮り鉄の旅 その2 新府の桃畑 昭和62年」の続きをお送りします。




今回のきっぷコレクション

都区内パス
都区内フリーパス201511


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第110回 シリーズ定点撮影 その2 「赤羽駅のいまむかし」

第110回はブログ連載の第100回から始まった「シリーズ定点撮影」の第2回目として赤羽駅の様子をお送りします。
今回の赤羽駅の記事は「第37回 赤羽駅 昭和60年」と「第50回 赤羽駅・尾久駅で撮り鉄 昭和60年」で紹介した写真の場所に再訪し、30年ぶりに定点撮影したものです。
(現在の赤羽駅の詳しい情報はウィキペディアのページJR東日本の駅構内図をご覧ください。)


JR東日本 東北本線 赤羽駅
赤羽駅ホーム_2015
◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED

約30年ぶりに訪れた赤羽駅は、それまでにも列車での通過時に駅の様子などは見ていましたが、薄暗い埼京線8番ホームから眺める駅の様子はその変貌ぶりに違う駅かと思うほどの驚きを感じました。
それでは以前撮影した場所へ行ってみましょう。


国鉄 東北本線 赤羽駅 189系 特急あさま号
198506_赤羽001
◆ 撮影日:1985/6 PENTAX MX / smc PENTAX-M 35mm F2.8 / Nikon COOLSCAN IV ED

まずは赤羽駅3・4番ホーム上野寄りの様子です。
これは1985年4月に撮影した地上ホーム時代ものですが、この頃の下り線はかつて貨物線だった部分を通っていたようです。


JR東日本 東北本線 赤羽駅 E231系 (画像の上にカーソルを置くと画像が切り替わります)

◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED

そしてこちらは今回訪問時2015年11月の様子。
背後に見えるビルが同じなので場所の特定は容易でしたが、東北本線の線路が京浜東北線と同じ高さまで嵩上げされたため約30年前に見た赤羽駅のイメージとは大きく異なっていました。
はるか上方にあった東北・上越新幹線の高架も近くなりましたね。
貨物線側に移設されていた4番線は地平ホーム時代と同じ位置に戻り、貨物線だった部分の高架の中層には新たに5・6番線ができていました。


国鉄 東北本線 赤羽駅 189系特急あさま号
198506_赤羽002
◆ 撮影日:1985/6 PENTAX MX / smc PENTAX-M 35mm F2.8 / Nikon COOLSCAN IV ED

こちらは当時の東北本線下り4番線を行く189系特急あさま号です。
この頃は東北新幹線の上野開業後とは言え、まだまだ北へ向かう在来線特急が多く運転されていた時代ですから数多くの特急列車を撮影できたことでしょう。
奥に見える高架下の線路は貨物線の線路でしょうか。


JR東日本 東北本線 赤羽駅 特急日光・きぬがわ 253系 (画像の上にカーソルを置くと画像が切り替わります)

◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED

同じ場所から現在の赤羽駅5番線を行く「特急日光・きぬがわ」253系です。
同じといっても嵩上げされているので厳密には同じ場所とは言えませんが、過去の写真と並べてみるとそれほど違いを感じませんね。


国鉄 東北本線 赤羽駅 新特急なすの 185系
600403赤羽駅_新特急なすの_2
◆ 撮影日:1985/4 PENTAX MX / smc PENTAX-M 35mm F2.8 / Nikon COOLSCAN IV ED

この写真を撮影した時フィルムの巻き上げが上手くいかずコマが重なってしまい見ずらい状態ですが、3番ホームで撮影した185系新特急なすの号です。
この時代の赤羽駅は、新幹線の高架工事に伴って赤羽線(現在の埼京線)のホームが高架化されたため乗り換えには多数の階段を上り下りしなくてはならない状況だったらしく、乗換客には評判が悪かったようですね。


JR東日本 東北本線 赤羽駅 (画像の上にカーソルを置くと画像が切り替わります)

◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED

こちらはほぼ同じ場所からの眺め。
背景に写っているビルの位置からなんとか場所の特定はできましたが、ここからの眺めは一変し当時の面影は感じられません。


JR東日本 東北本線 赤羽駅 北改札口
赤羽駅改札_2015
◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED

ごく一般的な高架駅になって乗換もだいぶ楽になった赤羽駅ですが、乗換が大変だったカオスな赤羽駅も特徴があって好きでした。(毎日通勤で利用していた方には地獄だったでしょうが)
地上ホームがあった現在の高架下部分には広いコンコースやエキュート赤羽、東西自由通路ができて大変便利な駅に変貌していました。


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第120回 シリーズ定点撮影 その3 「尾久駅のいまむかし」

第120回の今回は「シリーズ定点撮影」の三回目、「尾久駅のいまむかし」をお送りします。
今月も月末ギリギリの更新となり過去のデータを使い回すような記事になってしまいましたが、ようやく未整理のネガフィルムの整理にも手を付けはじめ次回以降の記事にも目処がついてきたところです。
(今回使用した尾久駅の現在の写真は、定点撮影シリーズの過去の記事「上野駅」と「赤羽駅」でも使用した2015年11月撮影のものです)


国鉄 東北本線 尾久駅 寝台特急あけぼの号
寝台特急あけぼの_尾久駅
◆ 撮影日:1984/12 PENTAX MX / SIGMA HIGH-SPEED ZOOM 80-200mm F3.5-4 / Nikon COOLSCAN IV ED

1〜2枚目は「第18回 国電フリー乗車券で撮り鉄 上野駅ほか 昭和59年」で撮影した1984年の尾久駅の様子です。
当時の早朝の尾久駅では各地から終着の上野駅を目指して力走する夜行寝台列車の数々を撮影できる有名撮影地でもありました。


JR東日本 宇都宮線(東北本線) 尾久駅 1番ホームから (2015年)
尾久駅_2015_01
◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED

2015年現在の同じ場所から撮影してみました。
以前はホーム先端まで行けたため綺麗な編成写真を撮ることができましたが、途中に柵ができたためかなり手前の位置からの撮影を強いられます。
仮にホーム先端まで行けたとしても新たに設置された架線柱のため、以前のような編成写真を撮影することは不可能です。
特急列車などの優等列車も数少なくなったため、撮影地としては適した場所でもなくなったようです。


国鉄 尾久客車区
尾久駅_尾久客車区
◆ 撮影日:1984/12 PENTAX MX / SIGMA HIGH-SPEED ZOOM 80-200mm F3.5-4 / Nikon COOLSCAN IV ED

ホーム先端のすぐ近くに尾久客車区があります。
この時は寝台特急「はくつる」と「あけぼの」の洗車風景が見えました。


JR東日本 宇都宮線(東北本線) 尾久駅 2番ホームから見える尾久車両センター (2015年)
尾久駅_2015_02
◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED

北へ向かう寝台列車が激減した2015年でも約30年前と同じ風景が見えました。
この時はいわゆる「ブルートレイン」として最後まで生き残った「北斗星」で使用された24系客車、「カシオペア」用のE26系客車の清掃作業をしている様子が見えました。
E26系客車は現在でも団体臨時列車などで活躍しているようですね。


国鉄 東北本線 尾久駅 マニ50 MOTOトレイン
s6112マニ50MOTOトレイン_尾久駅
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX-M 50mm F1.7/Nikon COOLSCAN IV ED

同じ位置から上野駅方面を見るとここからも広い留置線が見えますが、1986年に訪れた時は北海道へ向かうツーリングライダーに利用された「MOTOトレイン」のマニ50が留置されていました。
第82回 上野・日暮里・尾久で撮り鉄 その1 昭和61年


JR東日本 宇都宮線(東北本線) 尾久駅 2番ホームから見える尾久車両センター (2015年)
尾久駅_2015_03
◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED

2015年現在の様子は約30年前の風景とあまり変わらないようですが、背後に見える「東京スカイツリー」がとても目立って見えます。


国鉄 東北本線 尾久駅 マニ36-2121+車番確認不能(スハネフ14)+マニ36-2155
198506_尾久001
◆ 撮影日:1985/6 PENTAX MX / smc PENTAX-M 50mm F1.7 / Nikon COOLSCAN IV ED

1985年に訪れた時は前年に廃止された寝台特急「紀伊」のスハネフ14やマニ36がいたり、珍しい車両の数々を見ることもできました。
第50回 赤羽駅・尾久駅で撮り鉄 昭和60年


JR東日本 尾久駅 駅前 (2015年)
尾久駅_2015_04
◆ 撮影日:2015/11 Nikon D300 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED

さて2015年にこの写真を撮影しに行った時はフリー切符を使っての訪問だったので、初めて改札を出て駅舎訪問もしてみました。
広大な敷地を持つ尾久車両センターが併設された尾久駅ですが、駅はこじんまりした地味な駅舎というのが第一印象。
駅前には特に何もなさそうでしたが、ちょっと離れて駅舎の写真を撮ろうとファインダーを覗いたら隣の駐輪場の屋上に電気機関車とそれに牽引される客車をイメージした建物がありました。
北区の駐輪場らしいですが、ここにもこんな形で「北斗星」が残されているんですね。

約30年を経て訪問した尾久駅は、北へ向かう特急・急行や夜行列車が激減した現在では特徴的だった上野駅への定期的な客車列車の推進回送を見ることもできなくなり、尾久車両センターの役割も以前とは変わってしまったようでした。
しかし今回の訪問では、北への主要幹線である「東北本線」の駅の風格みたいなものを感じることができたと思います。


テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

第130回 シリーズ定点撮影 その4 「新百合ヶ丘駅のいまむかし」

第130回は下一桁”0”の回恒例の「定点撮影シリーズ」です。
今回は撮影当時と比べて大きな変化があった小田急線の新百合ヶ丘駅周辺の様子を捉えてみました。

訪れることの少なくない新百合ヶ丘駅界隈なためその変化を知らなかった訳ではありませんが、こと撮影となると約30年ぶりとなるため以前撮影した場所で同じような構図で撮影できるか?そのあたりも見所となりますね。

小田急線 百合ヶ丘駅〜新百合ヶ丘駅間
201709_新百合ケ丘01
◆ 撮影日:2017/9 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3

最初にやってきたのは百合ヶ丘駅と新百合ヶ丘駅の間にある跨線橋です。
この場所は上り・下り方面ともに絵になる写真が撮れる良い場所で、当時の小田急の車両の多くを撮影しました。
現在はご覧の通り金網が張り巡らされて撮影地としては適さない環境となっています。
ずいぶん前から金網が設置されているのは知っていたため以前と同じような写真は撮れないだろうと思っていましたがどうでしょうね。


小田急線 百合ヶ丘駅〜新百合ヶ丘駅間 5200形 急行新宿行き
198504百合ヶ丘-新百合ヶ丘間_001
◆ 撮影日:1985/4 PENTAX MX / smc PENTAX 24mm F2.8 / Nikon COOLSCAN IV ED

まずは跨線橋の踊り場から1985年に撮影した写真ですが・・・


小田急線 百合ヶ丘駅〜新百合ヶ丘駅間 1000形 各停本厚木行き
(画像の上にカーソルを置くと画像が切り替わります)
201709_新百合ケ丘02
◆ 撮影日:2017/9 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3

金網があるためわずかな隙間から撮影した写真がこちら。
概ね同じような構図で撮れましたが、絵になる写真を撮影するのは難しそうです。
背景に目を向けると約30年前と変わらない建物があるものの、左の山側はビルが立ち並びその景色は大きく変わったようです。


小田急線 百合ヶ丘駅〜新百合ヶ丘駅間 9000形 急行 新宿行き
198505新百合_9000形
◆ 撮影日:1985/5 PENTAX MX / smc PENTAX-M 100mm F2.8 / Nikon COOLSCAN IV ED

上の写真と同じ位置からは中望遠レンズを使うと迫力のある写真が撮れましたが・・・


小田急線 百合ヶ丘駅〜新百合ヶ丘駅間 東京メトロ16000形 急行我孫子行き
(画像の上にカーソルを置くと画像が切り替わります)
201709_新百合ケ丘03
◆ 撮影日:2017/9 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3

やはり金網のせいで撮影位置が限られるため、車両に架線柱が被ってしまいイマイチです。


小田急線 百合ヶ丘駅〜新百合ヶ丘駅間 3100形 ロマンスカー NSE あしがら号
198505新百合_3100形
◆ 撮影日:1985/5 PENTAX MX / smc PENTAX-M 100mm F2.8 / Nikon COOLSCAN IV ED

同じ踊り場の反対側は新百合ヶ丘駅をバックにS字型になった編成写真が撮れる場所でしたが・・・


小田急線 百合ヶ丘駅〜新百合ヶ丘駅間 4000形 快速急行新松田行き
(画像の上にカーソルを置くと画像が切り替わります)
201709_新百合ケ丘04
◆ 撮影日:2017/9 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3

やはり金網があるおかげで同じ場所からは撮影できず。
道路際の歩道からの撮影では架線柱が被ってしまいきれいな編成写真は撮影できません。

まぁ来る前からなんとなく見当は付いていましたが撮影場所としては適した場所では無くなっていましたね。
では新百合ヶ丘駅方面へ移動してみましょう。


小田急線 百合ヶ丘駅〜新百合ヶ丘駅間 5200形 急行新宿行き
198504百合ヶ丘-新百合ヶ丘間_004
◆ 撮影日:1985/4 PENTAX MX / smc PENTAX-M 35mm F2.8 / Nikon COOLSCAN IV ED

少しだけ移動してちょっと開けた場所からの一枚。
ここは鉄道写真というより線路際の景色の変化に注目してみますか。


小田急線 百合ヶ丘駅〜新百合ヶ丘駅間 50000形 ロマンスカー VSE はこね号
(画像の上にカーソルを置くと画像が切り替わります)
201709_新百合ケ丘05
◆ 撮影日:2017/9 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3

路側帯しかなかった道路には広い歩道が設置され歩きやすくなりました。
手前のちょっとした資材置き場のような場所が上の写真を撮影した場所だと思いますが、こちらも高いフェンスが設置されています。
線路の両側にある建物が時代の流れを感じさせますね。


小田急線 新百合ヶ丘駅
198504新百合ヶ丘駅_001
◆ 撮影日:1985/4 PENTAX MX / smc PENTAX 24mm F2.8 / Nikon COOLSCAN IV ED

さて今回の撮影ではもっとも変化があった新百合ヶ丘駅へやってきました。
開業から10年ほど経った1985年当時、山を削って作られたターミナル駅の周辺には何もなく「野っ原」といってもいいような景色でしたが・・・


小田急線 新百合ヶ丘駅
(画像の上にカーソルを置くと画像が切り替わります)
201709_新百合ケ丘06
◆ 撮影日:2017/9 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3

金網が設置され全く引きが取れない場所から撮影した写真は当時の面影は全くなく、駅周辺に建てられたビルのために空はとても狭くなってしまいました。
とにかくだだっ広い駅だというイメージでしたが、ビルに囲まれてしまい日もあたらず暗い雰囲気になってしまいましたね。


小田急線 新百合ケ丘駅 9000形 準急新宿行き
198504新百合ケ丘_9000形_準急
◆ 撮影日:1985/4 PENTAX MX / SIGMA HIGH-SPEED ZOOM 80-200mm F3.5-4 / Nikon COOLSCAN IV ED

賑わう駅南口を通り、柿生駅側の線路際にやってきました。
やはり何もなかった1985年は百合ヶ丘駅へ向かう鶴見川水系と多摩川水系の分水嶺を望む事もできましたが・・・


小田急線 新百合ヶ丘駅
(画像の上にカーソルを置くと画像が切り替わります)
201709_新百合ケ丘07
◆ 撮影日:2017/9 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3

駅前に立ち並ぶ大型ビルの影響で向こう側は全く見えません。
ここは跨線橋上からの撮影でしたが、やはり手すりの上に設置された高い金網のため同じ位置からの撮影は不可能でした。


小田急線 新百合ケ丘〜柿生間 9000形 急行
198504新百合ケ丘_9000形_急行
◆ 撮影日:1985/4 PENTAX MX / SIGMA HIGH-SPEED ZOOM 80-200mm F3.5-4 / Nikon COOLSCAN IV ED

最後に向かったのは柿生駅方面へ下っていく道路沿いから編成写真が撮れる場所へ。
当時は全くなかった住宅の造成地からの撮影だったため、ここも同じような写真は撮れないだろうと思っていましたが・・・


小田急線 新百合ヶ丘駅〜柿生駅間 8000形 急行新松田行き
(画像の上にカーソルを置くと画像が切り替わります)
201709_新百合ケ丘08
◆ 撮影日:2017/9 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3

標識が邪魔なものの似たような写真は撮影できました。
こちらも背景に映る山には多くの住宅が立ち並び、この地域の人口増加を象徴するような光景が当たり前のように映り込む結果となりましたね。


小田急線 新百合ヶ丘駅南口
201709_新百合ケ丘09
◆ 撮影日:2017/9 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3

最後は隣駅の百合ヶ丘駅の衰退とは対照的にいつも多くの人で賑わう新百合ヶ丘駅南口の様子です。
開業当時の新百合ヶ丘駅の記憶もかすかに残ってはいますが、今の様子からは想像もつかないような変貌ぶりです。
登戸・向ケ丘遊園と町田に挟まれ地味な存在だった麻生区もこの30年ほどで人口増加とともに急激に変化しました。
そんな様子を常にリアルタイムで感じてきたため今回の撮影にあたっては困難なものを感じていましたが、以前と同じ場所での撮影が容易だったことは以外でしたね。

前回の撮影からはだいぶ時が経ってしまいましたが、やはり定点撮影というのは一定期間ごとに撮影したほうがいいなと感じた今回の撮影でした。


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すんや

Author:すんや
過去に撮りためたアナログ写真をフィルムスキャナーでデジタイズしアップロードする、アルバムと備忘録を兼ねたブログです。

一度はボツになった写真や、現像ムラ・カビ・キズなどで劣化した写真を現代の技術でどこまで復活させられるか?

アップする写真は基本的に鉄道写真か風景写真です。


中国五羊本田製バイクCGL125のブログをはじめました。
CGL125 あれこれ