第90回 汐留貨物駅 その7 昭和61年

汐留貨物駅シリーズの第七回です。
今回もブログ「懐かしい駅の風景~線路配線図とともに」の「汐留配線図」を参考にさせていただきました。
こちらに掲載されている1986年3月の配線図をあわせてご覧になると分かりやすいと思います。




国鉄 汐留駅 下1番~10番線
s6112汐留駅_037
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

混載ホームでの撮影を終え手小荷物ホームの方向へ向かいます。
これは途中にある「下1番~10番線」ですね。
こちらには留置されている車両も無く、手小荷物4番~6番線を入れると13本もの線路が並び、貨物駅の広大さを感じられる場所でもあります。


国鉄 汐留駅 手小荷物4番~6番線と下1番~10番線
s6112汐留駅_038
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

手小荷物ホームの方へ進む途中「カートレイン用」という文字がペイントされた一角がありました。
国鉄末期の1985年に登場した東小倉行き「カートレイン」の自動車積み込み場所でしょうか。
詳しくはwikiを参照していただくとして、この時の汐留駅は廃止された直後でしたからカートレインは恵比寿駅発着だったようです。
登場当時は好評で、九州方面以外の各地にも運転されるようになりましたが、2000年頃には全て廃止されたようです。

モノクロフィルムを使い切りここで終了、残りはカラーポジを入れたサブのPENTAX MXでの撮影です。


国鉄 汐留駅 手小荷物ホーム
s6112汐留駅_039
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX MX smc PENTAX-M 35mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

さらに先に進み手小荷物ホームへ入ってみます。
ここでも使われなくなったパレットや台車が大量に並べられていました。


国鉄 汐留駅 手小荷物ホーム
s6112汐留駅_040
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX MX smc PENTAX-M 35mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

混載ホームと同等かそれ以上の広さがあり、ヨーロッパの大ターミナル駅を思わせる佇まいです。
貨物駅でありながらその主役とでも言うべき荷物がないので余計に広大に見えます。


国鉄 汐留駅 手小荷物ホーム
s6112汐留駅_041
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX MX smc PENTAX-M 35mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

手小荷物ホームの端のほうまでやってきました。
手小荷物1番~3番線には高速貨物向けの有蓋貨車が大量に留置されていました。
カラーポジのフィルムはまだ残ってましたが、なぜかここで撮影を終了したようです。

偶然に訪れた汐留貨物駅でしたが、結果的に隅から隅まで一通り撮影して周ったようです。
ブログをやっていなかったらこれらの写真を発表する場も無く、死蔵されやがて廃棄される運命になっていたのでしょうね。
いい機会になったと思います。



ちなみにこのカラーポジなんですが、15年ほど前に押し入れの中から偶然に発掘した未現像フィルムの中あったものでした。
現像したポジフィルムはこんな状態です。

s6112汐留駅_ポジの状態
期限切れポジの状態

撮影から10数年未現像のまま放置されていため使用期限を大幅に越え、現像したフィルムは退色してカラーバランスが崩れていました。
レタッチ修正して何とか見られる状態までになりましたが、当時の貴重なカラー記録映像だったのでもっと早く現像に出しておけばと後悔しています。



偕成社発行 幼児のずかん「かもつれっしゃ」から引用 汐留駅のイラスト
かもつれっしゃ_汐留駅
◆ EPSON GT-X700でスキャン

最後に鉄道貨物が物流の主役だった頃の汐留駅の様子を紹介!
第13回 相模線 昭和59年でも登場した「偕成社発行 幼児のずかん かもつれっしゃ」の中にあった汐留駅のイラストです。
廃止後の人気の無い汐留駅もある意味魅力的ではありますが、全盛期の汐留駅も見てみたかった!



7回に渡りお送りしてきた汐留駅シリーズも今回が最終回です。
似たような写真ばかりでしたが、長いことお付き合いいただきありがとうございました。
1986年撮影のフィルムも残り少なくなり、国鉄のネタも少なくなってきました。

今のところ次回はまだ未定ですが、湘南方面の鉄道の写真をスキャンする予定です。


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第89回 汐留貨物駅 その6 昭和61年

汐留貨物駅シリーズの第六回です。
今回もブログ「懐かしい駅の風景~線路配線図とともに」の「汐留配線図」を参考にさせていただきました。
こちらに掲載されている1986年3月の配線図をあわせてご覧になると分かりやすいと思います。



国鉄 汐留駅 芝浦1番、2番、発着線
s6112汐留駅_032
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

芝浦ふ頭方面の廃止された貨物支線から混載ホーム方向へ戻ってきました。
正面から分岐する3本の線路は左から芝浦1番線、芝浦2番線、芝浦発着線。
右側から合流してくる線路は芝浦埠頭方面への廃止された貨物支線で、正面の線路からいったん芝浦発着線(一番右側の線路)へ入り、スイッチバックして芝浦ふ頭方面へ向かっていたそうです。


国鉄 汐留駅 芝浦1番、2番、発着線
s6112汐留駅_033
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

さらに進んでみました。
3本の線路には使用されなくなった大量の貨車や車掌車が留置されていました。
右手には首都高速都心環状線の汐留出口が見えます。


国鉄 汐留駅 混載1号ホームと混載7番、8番、9番、10番線
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◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

芝浦1番、2番、発着線から反対側の混載1号ホーム終端部へやってきました。
混載ホームの全ての線路上には使われなくなった貨車が留置されていました。


国鉄 汐留駅 混載7番、8番、9番、10番線
s6112汐留駅_035
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

ここまでは車掌車以外に”ワム”や”トラ”などの貨車が目立ちましたが、ここでは”ホキ”も多く見られました。
右から混載7番、8番、9番、10番線です。


国鉄 汐留駅 混載7番、8番、9番、10番線
s6112汐留駅_036
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

少し寄ってもう一枚。
他の貨物ホームと違って混載ホームの広大さがわかります。
混載ホームの様子はこれくらいにして、次は「手小荷物ホーム」の方へ移動します。


さて6回に渡ってお送りしてきた「汐留貨物駅」シリーズは次回が最終回です。


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第88回 汐留貨物駅 その5 昭和61年

汐留貨物駅シリーズの第五回です。
今回もブログ「懐かしい駅の風景~線路配線図とともに」の「汐留配線図」を参考にさせていただきました。
こちらに掲載されている1986年3月の配線図をあわせてご覧になると分かりやすいと思います。



国鉄 汐留駅 混載2号ホーム
s6112汐留駅_026
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

前回の混載ホームの続き、浜松町寄りに移動してきました。
一般的な旅客用プラットホームにはありえない広大さです。


国鉄 汐留駅 混載2号ホーム先端
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◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

混載2号ホーム先端から浜松町方面です。
この先の線路にも多くの使われなくなった貨車や車掌車が留置されていました。
ここへ来て気が付きましたが、混載線は電化されているんですね。


国鉄 汐留駅混載2号ホーム先端
s6112汐留駅_028
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

同じ場所から振り返ると芝浦1番2番線が見えます。
その奥に見える高架線は首都高速環状線ですね。


国鉄 汐留駅 混載4番、5番線
s6112汐留駅_029
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

混載2号ホームから先に進んでみます。
混載4番、5番線から振り返って混載ホームを撮影。


国鉄 汐留駅 混載6番線
s6112汐留駅_030
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

混載6番線の脇から混載ホームを撮影。
車運車のク5000や有蓋車のワキ10000などが見えます。


国鉄 汐留駅 芝浦貨物線へ向かう線路
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◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

混載6番線の隣にある左側に分かれていく線路を進んでみると、踏み切りにある柵で行き止まりになっていました。
1985年3月に廃止された貨物線の線路で、芝浦埠頭・日の出埠頭・竹芝埠頭などへ伸びていたそうです。

たびたびコメントを頂く古町鉄男さんのWebサイト「古町鉄男 はかなき情景」汐留貨物駅跡地今昔比較のページに掲載されている【廃線跡と横断地下道】の写真は上の写真の反対側から撮影したものですね。

この時廃止後1年半ほど経過し、雑草が伸びつつある状態でした。

次回も混載ホームの写真を中心にお送りします。


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第87回 汐留貨物駅 その4 昭和61年

汐留貨物駅シリーズの第四回です。
今回もブログ「懐かしい駅の風景~線路配線図とともに」の「汐留配線図」を参考にさせていただきました。
こちらに掲載されている1986年3月の配線図をあわせてご覧になると分かりやすいと思います。



前回の10号ホーム付近から南1番~10番線へ移動してきました。
南1番~10番の貨物ホームは撮影していませんでした。

国鉄 汐留駅 南9、10番線
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◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

南9番線に留置されている貨車です。
ワムとトラが15両ほどありました。


国鉄 汐留駅 混載2号ホーム
s6112汐留駅_021
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

南10番線の奥には混載ホームが見えます。
こちらにも使われなくなった貨車が放置されています。


国鉄 汐留駅 混載10番線 車止め
s6112汐留駅_022
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

混載2号ホームの混載10番線へやってきました。
ここのホーム端から上がってみました。


国鉄 汐留駅 混載2号ホーム
s6112汐留駅_023
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

混載2号ホームの内部です。
これまで見てきた貨物ホームよりかなり広いです。
多くの小口貨物を混載するためにこれだけの広さが必要だったのでしょう。


国鉄 汐留駅 混載2号ホーム
s6112汐留駅_024
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

照明も無く昼でも薄暗い、荷物の無い広いホームは異様な雰囲気でした。

第85回 汐留貨物駅 その2 昭和61年」のコメント欄に頂いた鉄男さんの画像はホーム撤去後の混載1号ホーム上屋でしょうか。
ホームが無いとイメージが違いますね。


国鉄 汐留駅 混載2号ホーム
s6112汐留駅_025
◆ 撮影日:1986/12 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

掲示板に列車番号?など書かれているようです。
写真奥の貨車が留置されている線は芝浦1番線でしょうか。
ここにも多くの使われなくなった貨車が留置されていました。



次回も汐留貨物駅混載ホームの写真を掲載します。


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Author:すんや
過去に撮りためたアナログ写真をフィルムスキャナーでデジタイズしアップロードする、アルバムと備忘録を兼ねたブログです。

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アップする写真は基本的に鉄道写真か風景写真です。


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