第109回 '87夏 東京近郊区間大回り乗車の旅 その5 相模線のタブレット交換 昭和62年

前回で終了した’87夏大回り乗車の旅ですが、橋本駅から乗車した相模線での移動中どういう訳かある特徴的な光景を記録していました。
今回はその様子を撮影した画像を集めた特集でお送りします。


JR東日本 相模線 橋本駅
s62大回り_タブレット橋本駅
◆ 撮影日:1987/9 PENTAX LX smc PENTAX-M 50mm F1.7/Nikon COOLSCAN IV ED

その特徴的な光景とは、見ての通り相模線内での「タブレット交換」の様子でした。

まず一枚目は始発駅の橋本駅で。
ちょうど右側最前列の席を確保できたところで出発時間が近づき、タブレットキャリアを持った駅員さんがやってきたところをパチリ。
ちなみにこの写真では駅員さんに目が行くところですが、背後に写っている全通前の京王相模原線の途切れた高架が気になるところです。
全線開通からだいぶ経っていたと思っていた京王相模原線ですが、全通したのは1990年でこの写真を撮影した3年後だったんですね。


JR東日本 相模線 南橋本駅
s62大回り_タブレット南橋本駅
◆ 撮影日:1987/9 PENTAX LX smc PENTAX-M 50mm F1.7/Nikon COOLSCAN IV ED

続いて南橋本駅です。
当時も今もあまり駅周辺の景色は記憶に無いですが、駅や町並みなどが大きく変化した一帯のようですね。


JR東日本 相模線 番田駅
s62大回り_タブレット番田駅
◆ 撮影日:1987/9 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

お次は番田駅。
ここは今もあまり変化が無いようです。
まだまだ国鉄時代の駅の佇まいが感じられる景色ですね。


JR東日本 相模線 原当麻駅
s62大回り_タブレット原当麻
◆ 撮影日:1987/9 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

原当麻駅。
ここも大きな変化は無いようですが、線路脇の道路に止まっている三菱のデボネアがいい味出してます。

国鉄相模線_原当麻駅_キハ35_再スキャン
昭和59年の相模線の写真では腕木式信号でしたが、色灯式に変わっていました。


JR東日本 相模線 厚木駅
s62大回り_タブレット厚木駅
◆ 撮影日:1987/9 PENTAX LX smc PENTAX 24mm F2.8/Nikon COOLSCAN IV ED

最後は厚木駅です。
電化前の相模線でタブレット閉塞式だった頃、厚木駅手前で一旦停止してタブレット交換をしていたのを覚えている方もいると思います。
こんな感じで簡易的なホームのような場所から手渡しでタブレットキャリアを受け渡ししてたんですね。

厚木駅から先でもタブレット交換をしていたのでしょうが、このあたりでフィルムが無くなりこの日の撮影は終了となりました。
橋本駅を出発してからほぼ毎駅ごとにタブレット交換をしていたようで、なんでこんなに頻繁にやるのかと思ったら、相模線は単線の割りに運転本数が多いからなんですね。
今となっては随分と手間のかかる方法ですが、昔はどこでもこれが普通の景色だったのでしょう。
久しぶりに相模線に乗ってみたくなりました。


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第108回 '87夏 東京近郊区間大回り乗車の旅 その4 八王子→宿河原 昭和62年

前回に引き続き大回り乗車の旅、3回目です。
今回は八王子駅から宿河原駅までの様子をスキャンしてみました。

前回、高麗川駅から乗車した八高線で到着したのは終点八王子駅。
ここから先は横浜線で橋本駅へ向かい相模線に乗り換えます。


JR東日本 中央線 八王子駅 コンテナの国鉄マーク
s62大回り_八王子駅JNRコンテナ
◆ 撮影日:1987/9 PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

八王子駅での乗り換え途中、停車していた貨物列車のコンテナに「JNR」マークを発見!
第105回 '87夏 東京近郊区間大回り乗車の旅 その1 登戸→成東 昭和62年」でも車内の灰皿で見かけた「JNR」国鉄マーク。JR発足直後の当時、徐々に無くなりつつあった「国鉄」の表記を見かけるとシャッターを押している自分がいました。


JR東日本 八王子機関区 EF64
s62大回り_八王子機関区EF64
◆ 撮影日:1987/9 PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

八王子駅の横浜線ホームへやってきました。
当時の横浜線ホームは一面一線で、現在の6番線はありませんでした。
背後に見える八王子機関区(後の八王子総合鉄道部)も2011年には無くなってしまい、高尾以西の山岳区間に向けて待機するEF64の姿も見られなくなりました。

ここからは横浜線に乗車して橋本駅へ向かいます。


JR東日本 相模線 橋本駅 キハ35
s62大回り_相模線橋本駅キハ35
◆ 撮影日:1987/9 PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

横浜線でやってきた橋本駅では次に乗車する相模線に乗換えです。
前年の1986年から採用された相模線独自カラーのキハ30系気動車は電化された1991年まで活躍しました。
「電車」ばかりの環境で育ってきた私には比較的近場で乗車できる「気動車」で運転されている路線は貴重な存在で、この「相模線」や「八高線」は大回り乗車の定番ルートでした。


JR東日本 相模線 橋本駅 キハ30
s62大回り_相模線橋本駅キハ30
◆ 撮影日:1987/9 PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

このクリームとブルーの帯に塗り分けられた相模線カラーのキハ30といえば、前面に表記された車両番号が特徴的ですが、この時期はその表記が無くすっきりした印象ですね。
パッと見はのっぺりした前面で地味なデザインのキハ30ですが、外吊りで半自動式の乗降ドアや私にとっては「気動車」というだけで貴重な存在といえる車両でしたね。


JR東日本 相模線 相武台下駅 厚木駅 ク5000 車運車
s62大回り_相模線相武台下駅ク5000
◆ 撮影日:1987/9 PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

一部の人達には「相模線」といえば相武台下の「ク5000」ですね。
当ブログでも過去の記事で登場した車運車のク5000は、当時相模線に乗車したことのある人なら記憶に残っているのではないでしょうか?

※追記 
最初「相武台下駅」と書きましたが、良く見ると違う場所ですね。
相武台下の側線の背後にこれほど多くの建物はありませんでした。
どうやら厚木駅構内の側線のようです。

国鉄相模線_相武台下駅_ク5000_再スキャン
国鉄マーク同様、見かけるとついシャッターを切りたくなる被写体でした。
前回訪問時には無かった大量の車掌車が留置されています。
第84回から連載した汐留貨物駅のシリーズにもありましたが、貨物輸送の衰退を象徴する景色とも言えそうですね。

この後は日も暮れてきたこともありますが、フィルムの残数が無くなり撮影は終了。
橋本駅から乗車した相模線で茅ヶ崎まで行き、東海道本線→南武線と乗り継いで、今回の「大回り乗車の旅」の終着点「宿河原駅」で終了となりました。

地元駅を始発列車で開始した大回り乗車の旅も約14時間ほどかけて関東一円を巡ってきたことになります。
2016年現在では大回り乗車が可能な首都圏の「大都市近郊区間」も北は高崎駅まで拡大され、それこそ1日がかりの旅になってしまうようです。
1987年当時は初乗り運賃で遠くまで行けることに魅力を感じ何度かの大回り乗車をしてみました。
今現在やってみたい気持ちはありますがいろいろと複雑な思いもあり、踏み切れない状態でもありますね。
いずれブログネタとしてやってみましょうか。

次回はこの大回り乗車中に相模線乗車中の特徴的な風景を集めた画像の特集でお送りします。



今回の行程
八王子駅→(横浜線)→橋本駅→(相模線)→茅ヶ崎駅→(東海道本線)→川崎駅→(南武線)→宿河原駅



この日の全行程
登戸駅→(南武線)→府中本町駅→(武蔵野線)→武蔵浦和駅→(埼京線)→赤羽駅→(京浜東北線)→東京駅→(総武本線)→千葉駅→(外房線)→大網駅→(東金線)→成東駅→(総武本線)→佐倉駅→(成田線)→成田駅→(成田線)→我孫子駅→(常磐線)→新松戸駅→(武蔵野線)→南浦和駅→(京浜東北線)→大宮駅→(川越線)→川越駅→(川越線)→高麗川駅→(八高線)→八王子駅→(横浜線)→橋本駅→(相模線)→茅ヶ崎駅→(東海道本線)→川崎駅→(南武線)→宿河原駅


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第107回 '87夏 東京近郊区間大回り乗車の旅 その3 成東→八王子 昭和62年

「’87夏大回り乗車の旅」の第三回目です。

前回、成東駅での乗換え時間を駅構内の探索で過ごしたあと、総武本線で次の乗換駅である佐倉駅向かいました。
ここからは写真を撮る暇も無いくらい乗換えも順調で、成田→我孫子→新松戸→南浦和を経由し大宮へ。


JR東日本 埼京線 大宮駅 103系 川越行き快速列車
s62大回り_埼京線大宮駅
◆ 撮影日:1987/9 PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

京浜東北線で到着した大宮駅では、川越線に乗車するため地下にある埼京線・川越線のホームへやってきました。
ここからは埼京線から直通する103系で川越駅へ向かいます。

その昔、川越線が非電化の時代は現在の湘南新宿ラインが使用している11番線に朱色の気動車がとまっているのが見えましたが、埼京線との直通運転が開始・地下化されてから乗換えが不便になったなぁと感じたものです。
(とはいえ東京方面からの埼京線の乗客は川越まで直通ですから利便性は向上しましたね)


JR東日本 川越線 川越駅 103系3000番台 高麗川行き普通列車
s62大回り_川越線川越駅
◆ 撮影日:1987/9 PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

川越駅に到着、続いて高麗川駅まではこの列車で移動です。
外観は103系そっくりで形式も103系ですが、元は仙石線の79系970番台アコモ車ですね。
当ブログでも
仙石線時代の第32回 '85春 東北ワイド周遊券の旅 6日目 昭和60年
103系化されたばかりの第59回 東京近郊区間大回り乗車の旅 その3 昭和61年
で登場しました。
中央窓のワイパー形状から3004編成かと思います。


JR東日本 八高線 高麗川駅 キハ30
s62大回り_八高線高麗川駅
◆ 撮影日:1987/9 PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

高麗川駅では当時まだ非電化だった八高線キハ30に乗換えです。
同じキハ30でも車体前面の補強有り無しや、ライトの2灯・1灯の違いなどがありました。

ちなみに八高線の電化は1996年ですが、1987年当時すでに架線柱が設置され1番線には架線もありますね。
1番線に電車が入線することがあったのでしょうか?
続いては1番線の八王子行きに乗車します。


JR東日本 八高線 小宮駅
s62大回り_八高線小宮駅01
◆ 撮影日:1987/9 PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

小宮駅では列車交換のため少々停車します。
現在、貨物列車が停車している側線部分や背後の工場はなくなってしまい、橋上駅舎化された小宮駅の周辺は宅地化され辺りの景色は一変しました。

ちなみに第101回からのヘッダー画像はこの画像をトリミングしたものです。


JR東日本 八高線 小宮駅
s62大回り_八高線小宮駅02
◆ 撮影日:1987/9 PENTAX LX smc PENTAX-M 35mm F2/Nikon COOLSCAN IV ED

小宮駅の駅名板です。
国鉄時代の駅名板も懐かしいですが、当時各地の駅で見られたホーム上の庭園風に仕上げられた木々も今ではあまり見られなくなり殺風景になりましたね。



今回の行程
成東駅→(総武本線)→佐倉駅→(成田線)→成田駅→(成田線)→我孫子駅→(常磐線)→新松戸駅→(武蔵野線)→南浦和駅→(京浜東北線)→大宮駅→(川越線)→川越駅→(川越線)→高麗川駅→(八高線)→八王子駅


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Author:すんや
過去に撮りためたアナログ写真をフィルムスキャナーでデジタイズしアップロードする、アルバムと備忘録を兼ねたブログです。

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アップする写真は基本的に鉄道写真か風景写真です。


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