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第159回 東関東撮影旅行2004 「鹿島鉄道 鉾田駅編」 その1  平成16年

2019年最後の更新は「東関東撮影旅行2004」の続き、「鹿島鉄道 鉾田駅」の写真をお送りします。
鹿島鉄道線は日立電鉄線と同様に今回の訪問の数年後となる2007年に廃止され現存していません。
廃止後に再訪する機会がありましたが、偶然とはいえ現役時代に訪問できたことは貴重な体験となりました。

2004年の1月に訪れたこの撮影旅行では個人的な目的として当時東関東に存在していた地方私鉄を巡る旅をテーマとし、ここまで「日立電鉄線」「茨城交通湊線」を訪問し、この日の締めくくりとして「鹿島鉄道線」へとやってきました。
本来なら鹿島鉄道線の全線をくまなく見て歩きたいところですが、時間の都合もありこの時は再訪を願いつつ終着駅である鉾田駅のみの訪問となりました。


鹿島鉄道 鉾田駅 駅前
鹿島鉄道鉾田駅2004_01
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 28mm F2.8D

まだ16時前の時間ですが真冬の時期とあって影が長くすでに夕暮れの雰囲気。
ひとけのない駅前には一台のタクシーが停まっているだけですが、駅前の立派なバスターミナルと待機する多くのバスが街の規模の大きさを感じさせます。


鹿島鉄道 鉾田駅 駅舎
鹿島鉄道鉾田駅2004_02
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 28mm F2.8D

駅前のバス停からは併設された立ち食い蕎麦屋と個性的な駅舎が見え、かつての賑わいを感じさせる好ましい景色がそこにはありました。


鹿島鉄道 鉾田駅 駅舎入口
鹿島鉄道鉾田駅2004_03
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 28mm F2.8D

駅入り口には手書きの駅名標とその奥には広い待合室と簡易な改札口。
いかにも昭和的な光景が郷愁を誘いますね。


鹿島鉄道 鉾田駅 改札口
鹿島鉄道鉾田駅2004_04
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 28mm F2.8D

駅舎の待合室に入ってみると右手には切符などを販売する窓口、左手には立ち食いそば屋とたい焼き屋がありその香ばしい香りに誘われるまま名物のたい焼きを購入。
改札からは終着駅の特徴でもある車止めが見えました。


鹿島鉄道 鉾田駅 改札からホームを望む
鹿島鉄道鉾田駅2004_05
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 28mm F2.8D

冬の西日を浴びて長い影をつくる改札口越しには駅構内の二本のホームとそこに続く通路が見えました。
目の前に展開されるこんな魅力的な駅ホームの様子を見過ごすわけにはいきません。
窓口氏から入場券を購入し、ここ鉾田駅の構内やホームの様子を見て回る・・・のは次回の記事でご覧いただきましょう。
というわけで今回はここまで。





さて月一回の更新とはいえ今年も毎月の公開を欠かすことなく続けることができました。
基本的に過去のアナログフィルムをスキャン・デジタイズしてからの記事作成となるため手間がかかりなかなか更新頻度を上げることができません。
ブログ開始当初は早々にネタ切れになるのでは?と心配していた面もありましたが、六年半が経った今現在、自分が生きている間に残ったフィルムのスキャンが終わるのか?その前にスキャナーが壊れるのではないか?などとそんな心配をするようになってしましました。

という訳で今年一年このブログをご覧いただきありがとうございました。
今後も残りのネガやポジを整理しつつ最低月に一回の更新を心がけ公開を続けていきたいと思います。
来年もどうぞよろしく願いいたします。





※東関東撮影旅行2004シリーズはこちらから
  1. 第155回 東関東撮影旅行2004 「日立電鉄編」 その1  平成16年
  2. 第156回 東関東撮影旅行2004 「日立電鉄編」 その2  平成16年
  3. 第157回 東関東撮影旅行2004 「阿字ヶ浦駅編」 その1  平成16年
  4. 第158回 東関東撮影旅行2004 「阿字ヶ浦駅編」 その2  平成16年
  5. 第159回 東関東撮影旅行2004 「鹿島鉄道 鉾田駅編」 その1  平成16年



第158回 東関東撮影旅行2004 「阿字ヶ浦駅編」 その2  平成16年

今回も、前回に引き続き後編として茨城交通湊線の終着駅「阿字ヶ浦駅」の終端部分の様子をお送りしてみます。
2004年1月早々、東関東の地方私鉄を巡る旅で訪れた阿字ヶ浦駅。
正月ということもあって勝田駅への列車が出発してしまうとひとけのない広い構内はより一層ひっそりとした雰囲気に。

茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅構内側線に留置されていたキハ201と無蓋貨車のトラ15・16
200401茨城交通阿字ヶ浦駅_007
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 50mm F1.4D

そんな静けさに包まれた駅構内の中でもすでに使われなくなったであろう古い車両たちは目立つ存在でした。
海水浴客向けの更衣室として利用されていたようですが、すでに鉄道車両としての手入れはされていないため海沿いの駅ということもあって車体のあちこちに錆がでていて解体を待つ廃車体のよう。


茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅ホームから見る末端部
200401茨城交通阿字ヶ浦駅_008
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 50mm F1.4D

さらに歩を進めてみると阿字ヶ浦駅の終端部分が見えてきました。
かつては繋がっていたであろう線路はそれぞれ別の位置で途切れて、一本を除きその役目を終えたかのようにみえました。


茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅構内の末端部から見るホームと駅舎
200401茨城交通阿字ヶ浦駅_009
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 50mm F1.4D

末端部から振り返ってみると、一両編成の列車が行き来するだけの地方ローカル線の終着駅としては広すぎるかのように見える駅構内も、かつては貨物の積みおろしや海水浴場への観光客で賑わっていたであろうことが想像できますね。


茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅構内末端部の車止め
200401茨城交通阿字ヶ浦駅_010
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 28mm F2.8D

車止めの先はどこにも行けないまさに終点といった感じで、あちこちの地方鉄道が廃止されていく中いずれこの路線も廃線になるのだろうとこの時は思ったものですが、その後この先のひたち海浜公園への延伸が計画されていることを知り驚きとともに安堵したものです。


茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅入り口と改札
200401茨城交通阿字ヶ浦駅_011
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 28mm F2.8D

末端部から再び駅舎へ戻ってくるタイミングで列車が到着。
数人の乗客が方々へ去っていくと再び無人の改札は静けさに包まれます。


茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅に停車中のキハ3710?
200401茨城交通阿字ヶ浦駅_012
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 28mm F2.8D

閑散とした午後の阿字ヶ浦駅を小一時間堪能し、いつの日か列車での訪問を胸に誓い出発を待つ列車を後に次の目的地へ、ということで茨城交通湊線「阿字ヶ浦駅編」はこれにて終了。
「東関東撮影旅行2004」のようすはこの先も続きます。



※東関東撮影旅行2004シリーズはこちらから
  1. 第155回 東関東撮影旅行2004 「日立電鉄編」 その1  平成16年
  2. 第156回 東関東撮影旅行2004 「日立電鉄編」 その2  平成16年
  3. 第157回 東関東撮影旅行2004 「阿字ヶ浦駅編」 その1  平成16年
  4. 第158回 東関東撮影旅行2004 「阿字ヶ浦駅編」 その2  平成16年
  5. 第159回 東関東撮影旅行2004 「鹿島鉄道 鉾田駅編」 その1  平成16年



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第157回 東関東撮影旅行2004 「阿字ヶ浦駅編」 その1  平成16年

東関東の地方私鉄を巡る撮影旅行の二日目、かつて茨城県に存在していた地方私鉄「日立電鉄」を訪れた前回に引き続き、2008年に「ひたちなか海浜鉄道」に引き継がれ名称を変えた「茨城交通湊線」の阿字ヶ浦駅へやってきました。
車での移動ではありますがこの日の宿泊地が決まっている都合で全線をくまなく周ることもできなかったため、今回は湊線の終点である阿字ヶ浦駅のみの訪問となりました。


茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅
200401茨城交通阿字ヶ浦駅_001
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 85mm F1.8D

久慈浜での撮影後、海岸沿いの道を南下すると程なくして阿字ヶ浦駅のちかくへ。
駅へ向かって歩いて行くとちょうどいいタイミングで踏切の警報機が鳴り列車が到着、やってきたのは比較的新しいと思われる37100形の単行列車でした。
奥に見える側線には使用されてなさそうな車両が留置されています。


茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅に停車中の37100形
200401茨城交通阿字ヶ浦駅_002
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 85mm F1.8D

駅舎の反対側の側道から到着した37100形を撮影。
ありきたりの鉄道写真ですが背後に見える茨城港のコンテナクレーンが海辺の駅である事を感じさせますね。
何枚かの写真を撮影していると程なくして列車は勝田駅へむけて発車していきました。


茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅駅舎と駅前の様子
200401茨城交通阿字ヶ浦駅_003
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 28mm F2.8D

踏切を渡って駅舎側へやってきました。
列車がいなくなると時折踏切を通り抜ける車の音がするだけで閑散とした雰囲気になります。
地方私鉄の終着駅にしては長大なホームや数台停められるバス停、広々とした駅前などが不自然に感じますが、かつては夏の海水浴シーズンに上野駅から直通の臨時急行「あじがうら号」が運転されるなど、駅からほど近い阿字ヶ浦海水浴場へ向かう海水浴客の多くが利用した駅ということもあり、その名残を感じさせます。


茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅ホームへの通路
200401茨城交通阿字ヶ浦駅_004
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 28mm F2.8D

無人の改札を通り抜けると線路をまたいでホームへの階段が続きます。
列車本数も多くはなく手前側の線路は使われていないようでレールの輝きも見られません。
かつては日本中の地方駅で見られた構造ですが、2010年からのバリアフリー化工事によってスロープが設けられこの景色にも変化があったようです。


茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅改札
200401茨城交通阿字ヶ浦駅_005
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 28mm F2.8D

ホーム上から駅舎側へ振り返ってみると「歓迎 ようこそ阿字ヶ浦海水浴場 茨城交通」と記された手書きの看板が。
通常の改札の右手には臨時改札も見え、手書き看板と相まって海水浴客で賑わった当時を思い起こさせる景色がそこにはありました。


茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅ホーム上の支柱と駅名板
200401茨城交通阿字ヶ浦駅_006
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 28mm F2.8D

無人のホームを進むと今は使われていない鉄骨の支柱がありました。
その後のホーム改修時でしょうか?現在は撤去されているようで、味のある手書きの駅名板も今では見ることができなくなったようです。

この先終着駅のホームの先端がどうなっているのか?気になるところですが今回はここまで。
次回は阿字ヶ浦駅の線路が途切れる端っこの様子を見に行ってみます。



※東関東撮影旅行2004シリーズはこちらから
  1. 第155回 東関東撮影旅行2004 「日立電鉄編」 その1  平成16年
  2. 第156回 東関東撮影旅行2004 「日立電鉄編」 その2  平成16年
  3. 第157回 東関東撮影旅行2004 「阿字ヶ浦駅編」 その1  平成16年
  4. 第158回 東関東撮影旅行2004 「阿字ヶ浦駅編」 その2  平成16年
  5. 第159回 東関東撮影旅行2004 「鹿島鉄道 鉾田駅編」 その1  平成16年




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