FC2ブログ

第142回 街かどスナップ 〜柿生界隈ぶらり散歩〜 その1 平成13年

今回の「街かどスナップ」は平成13年の柿生駅界隈を取り上げてみます。
これまでのブログ記事の流れから言うと突然10年ほどの時が流れてしまいましたが、ちょうどこの時期は写真撮影の趣味から遠ざかった時期でした。
以前ちょっと書いたこともありましたが、二輪・四輪の免許を取得しバイクツーリングやドライブに熱中してたこともあって鉄道趣味からも遠ざかっていた時期でもあります。


小田急小田原線 柿生駅
柿生駅南口_2001年
◆ 撮影日:2001/8 Nikon FE2 / Ai Nikkor 28mm F3.5 / Nikon COOLSCAN IV ED

そんな中たまたま「Nikon FE2」という一眼レフカメラを譲り受けたことをきっかけに中古のNikkorレンズを買い揃え、まずはテストがてらスナップでもしてみようということでやって来たのがここ柿生駅だったというわけです。
これまでの数年間はほぼ全自動のコンパクトカメラを使っていたため、久しぶりの一眼レフのファインダー内に展開される景色はなかなか新鮮なものでした。


柿生駅前の通り
柿生駅南口駅前_2001年
◆ 撮影日:2001/8 Nikon FE2 / Ai Nikkor 28mm F3.5 / Nikon COOLSCAN IV ED

ところでなぜ「柿生」なのか?というと、私の人生において少ないながら関わりのあった町であったから、というのもありますが、数十年ぶりの訪問でどのような変化があったのか?ということを見て記録する、というのもここを選んだ目的の一つでした。


柿生駅前ロータリー
柿生駅南口ロータリー_2001年
◆ 撮影日:2001/8 Nikon FE2 / Ai Nikkor 28mm F3.5 / Nikon COOLSCAN IV ED

では「ぶらり散歩」を始めましょうか。
かつて駅前ロータリーにあったバスの停留所は他の場所に移動し、賑わいを見せていた駅前はちょっと閑散とした雰囲気。
全体的に数十年前と雰囲気は変わりませんが、隣駅の鶴川と比べてほどほどの近代化を果たした感じがちょっと「取り残された感」を感じてしまいます。
新百合ヶ丘の発展に反比例して衰退したような雰囲気を感じるのは百合ヶ丘と似たものがありますね。


柿生 町中の駐車場
柿生の町中駐車場
◆ 撮影日:2001/8 Nikon FE2 / Ai Nikkor 28mm F3.5 / Nikon COOLSCAN IV ED

駅前から続く商店街を抜けると古い住宅街へと入ります。
多分みな同じようなことを感じると思いますが、幼少期の記憶からすると目の前に広がる風景のスケール感が「小さい」という部分。
成長に従って目線が高くなったこともあると思いますが、「こんなに小さかったっけ?こんなに狭かったっけ?」ってというのが数十年ぶりの驚きの第一印象でした。


柿生の町中 路地の階段
柿生の町中階段
◆ 撮影日:2001/8 Nikon FE2 / Ai Nikkor 28mm F3.5 / Nikon COOLSCAN IV ED

もうちょっと先に進み通りから外れた路地の階段を登ってみます。
柿生界隈ってちょっと歩くと山というか丘というか高低差があって、斜面に住宅地があってどこまで行けるかわからないなぞの路地が探険心をくすぐる感じがします。


柿生の町中 路地の木製電柱
柿生の町中木製電柱
◆ 撮影日:2001/8 Nikon FE2 / Ai Nikkor 28mm F3.5 / Nikon COOLSCAN IV ED

さらに先に進み古い民家が集まる路地を入っていくと木製の電柱がありました。
今現在存在してるかわかりませんが、2001年の時点で木製電柱が残ってたことにはちょっと感動です。
夏になると柔らかくなった電柱のコールタールで遊んだことを思い出したり。


柿生の町中 路地裏
柿生の町中路地裏
◆ 撮影日:2001/8 Nikon FE2 / Ai Nikkor 28mm F3.5 / Nikon COOLSCAN IV ED

あまり整っていない雑然とした路地裏の様子など幼少期の私の原風景がそこにはありました。
興味本位で入り込んだ路地裏ですが、子供の頃はそれこそ「探検だ!」といって友人達とあちこち走り回ったものですが、さすがにいい大人がこんなところでカメラを持ってブラブラするのも怪しいですね。

ここらで一旦引き返し、次の目的地を目指してみます。


関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

第141回 ’91夏 青春18きっぷの旅 その4 平成3年

「定点撮影シリーズ」を一回挟みましたが、今回は「’91夏の青春18きっぷの旅」の続き、その4をお送りします。
前夜、新宿発の夜行列車「441M」で出発し、大糸線経由で日本海側に出た我々は越後線から弥彦線に乗り換え弥彦神社へとやってきました。


弥彦山山頂から見る海側の眺め
199108_弥彦山から北側の眺め
◆ 撮影日:1991/8 PENTAX LX / smc PENTAX-M 35mm F2 / Nikon COOLSCAN IV ED

ロープウエイに乗って標高643mの弥彦山山頂へ登ってみると海や平野を見下ろす素晴らしい眺望がありました。
越後平野の際にあるためすぐ近くに海が見え、その先の水平線には思ったより大きな佐渡ヶ島が見えます。
車でも山頂まで登れるらしく多くの観光客で賑わっているようでした。


弥彦山山頂から見る平野側の眺め
199108_弥彦山から南側の眺め
◆ 撮影日:1991/8 PENTAX LX / smc PENTAX-M 35mm F2 / Nikon COOLSCAN IV ED

振り返って平野側を見ると、手前のロープウエイ乗り場とちょっとした遊園地の背後には越後平野が広がります。
高さの割には平野の手前に他の山が無く開けているため大パノラマが展開されています。
手軽に登頂できるしこの景色を見るだけでも一見の価値ありといえますね。
一通り付近を見て回ったので再びロープウエイで下山します。


弥彦山ロープウェイ山頂公園のりば
199108_弥彦ロープウエイのりば
◆ 撮影日:1991/8 PENTAX LX / smc PENTAX-M 35mm F2 / Nikon COOLSCAN IV ED

復路のロープウエイを待っている間に乗り場からの眺めを撮ってみました。
ロープウエイの乗り場というと大体こんな眺めが見られると思いますが、周りが開けているため余計になにか吸い込まれそうな感じがしますね。


さて下山後この日の宿泊地である新潟へと向かいますが、初めて列車で訪問する夏の日本海側の気候はそれまで経験した事の無い湿度の高さで、冷房のない列車が多かったことですでに全身汗だくとなっていました。
疲労感がたまった状態で新潟駅に到着してみると、改札前の待合所のテレビで「ソ連のゴルバチョフ書記長が軟禁された」という内容のニュースが流れ、外に出ると新聞の号外が配布されるなど駅周辺がちょっとざわついた感じで異様な雰囲気でした。
のちに「8・19クーデター」と呼ばれるロシア革命への流れとなった事件だったそうですが、この時の事は同行のY君に聞くと今でも鮮明に覚えているそうで印象的な旅だったと記憶しているようです。





一夜明けて旅の二日目、この日は新潟から磐越西線経由で喜多方へと向かいますが、やはりこの日も朝から日本海側特有の高い湿気でとても快適とは言えない旅のはじまりとなりました。


JR東日本 磐越西線 馬下駅〜咲花駅間
199108_馬下駅〜咲花駅間
◆ 撮影日:1991/8 PENTAX LX / smc PENTAX-M 35mm F2 / Nikon COOLSCAN IV ED

冷房の無いディーゼル列車の窓を開け放って少しでも涼をとろうとしますが阿賀野川の川幅が狭くなってもなかなか快適とは言えない状況がつづきます。
一泊二日の旅という事で上着の着替えを持ってこなかったため、前日の汗まみれのジーンズやシャツを着なければならずそれも不快感を助長する材料になり、疲労のためか普段より撮影枚数も減ってしまいました。


喜多方の観光馬車 喜多方駅前
199108_喜多方蔵馬車
◆ 撮影日:1991/8 PENTAX LX / smc PENTAX-M 35mm F2 / Nikon COOLSCAN IV ED

という訳でやってきた喜多方駅です。
駅前には蔵の形を模した馬車がいて観光に力を入れている感じが伝わってきます。
「蔵の町」として有名だった喜多方ですが、この頃には今や代名詞となった感のある「喜多方ラーメン」も有名となり、同行のY君の希望もあってラーメンを食べようという事になりました。
(個人的には乗車が叶わなかった「日中線」の方が注目度大ですが)

肝心の「喜多方ラーメン」ですが、たくさんある中からどのお店を選ぶべきか見当も付かないうえ、暑さでまいっていた二人は駅から一番近いところに行こうということに。
感想はここでは書かない事にしましょう。


JR東日本 東北本線 黒磯駅
199108_黒磯駅
◆ 撮影日:1991/8 PENTAX LX / smc PENTAX-M 35mm F2 / Nikon COOLSCAN IV ED

とりあえず二日目の目的を達成しあとは帰路につくだけとなりました。
喜多方から会津若松・郡山を経て東北本線で延々普通列車を乗り継ぐ予定となっていましたが、途中乗換駅の黒磯駅の列車案内で新宿行きの「快速フェアーウエイ」を発見!
青春18きっぷでも乗車できるか確認して指定券を購入、乗車予定の普通列車を見送って乗り換え無しの快適な列車旅を手に入れました!

当時の「快速ムーンライト」に使用された165系の間合い運用で運転された列車ですが、乗り鉄としてはなかなか乗車する機会の無い上り列車ですしいろいろ見て回りたいところでした。
1日目の行程がいろいろ盛りだくさんだったこともあり相当疲労が溜まっていたようで、この日は朝に新潟を出発して以来ほとんどの時間を寝て過ごしたようで、「快速フェアーウエイ」の記憶はほとんど残っていませんしすでに夕刻だったため記録を取る事もしませんでした。

全行程友人との二人旅ということもあって今までに無い新鮮な列車旅だった、と言いたいところですが友人Y君はほとんどの時間を寝て過ごしていたようだし、やはりこういった特殊な趣味は一人で楽しんだ方がいいのかなぁなどと思ったものです。


※今回の行程
弥彦駅→(弥彦線)→吉田駅→(越後線)→新潟駅(一泊)新潟駅→(信越本線)→新津駅→(磐越西線)→喜多方駅→(磐越西線)→会津若松駅→(磐越西線)→郡山駅→(東北本線)→黒磯駅→(東北本線)→新宿駅





この旅を最後に西暦が2000年代になるまで列車での旅からは遠ざかる事になります。
自動車やバイクの免許を取り自分の運転での旅に目覚めた時期でもあったので、鉄道ネタからも遠ざかり写真撮影の趣味も一旦休止という状況が数年間続きました。
そんな訳で次回以降、鉄道とは関係の無いネタが続くことになるでしょう。


関連記事

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

第140回 シリーズ定点撮影 その5 「黒川駅のいまむかし」

第140回の記事は下一桁”0”の回恒例「シリーズ定点撮影」その5をお送りします。
前回の「新百合ヶ丘」に引き続き小田急多摩線「黒川駅」のいまむかしを見てみます。

比較的近い場所ながら小田急線で訪問する用事も特になく、以前ここで撮影した写真が無ければ再訪問することもなかったであろう駅ですが、せっかくなので今回は撮影も兼ねて駅周辺の様子も見てみることにします。
まずは33年前に撮影した写真と同じ場所を現在の様子と比較してみましょう。


小田急多摩線 黒川駅1番ホームの駅名板
201806_黒川駅1番ホーム
◆ 撮影日:2018/6 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3 EZ ED

という訳でやってきました小田急多摩線「黒川駅」です。
黒川駅を訪問するにあたってちょっと調べてみましたが、愛知県にも同名の駅があることを初めて知りました。
ちなみに駅名の「黒川」はこの地の地名から命名されたものですが、その由来は付近を流れる三沢川の源流域を流れる水が透明で底が黒く見えた、というところから来ているそうです。


小田急線 多摩線 黒川駅〜小田急永山駅間 2400形 新百合ケ丘行き
198504黒川_2400形_01
◆ 撮影日:1985/4 PENTAX MX / SIGMA HIGH-SPEED ZOOM 80-200mm F3.5-4 / Nikon COOLSCAN IV ED

1枚目は33年前に撮影したこの写真。
小田急永山駅から黒川駅へやってきた2400形各駅停車です。
山を貫いたトンネルの先には一直線に伸びる複線の線路がみえます。
現在の様子はどうでしょうか。


小田急多摩線 黒川駅 唐木田行き3000形各駅停車
(画像の上にカーソルを置くと画像が切り替わります)
201806_黒川駅今昔比較01
◆ 撮影日:2018/6 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4-5.6R ED

列車を降りてまずは唐木田側のトンネルの様子を見るため1番ホームの先端へ行ってみますが、なにか違和感が・・・。
以前あったであろうホーム先端からはるひ野駅方面に伸びる上屋付きの狭いホーム。
「各駅停車」の10両編成対応のため2013年に延長工事が完成したそうですが、「黄色い線の内側」は人一人が立てるほどの幅しかなくとても狭い印象。

33年前と同じように撮影してみましたがどうでしょう。
左手前に見える架線柱の表記が同じ「六」なのでほぼこの場所で間違いないでしょう。
現在山の上は住宅地、その下はお寺と墓地が広がりやはりこの30年あまりで大きな変化があったようです。


小田急線 多摩線 黒川駅 2400形 新百合ケ丘行き
198504黒川_2400形_02
◆ 撮影日:1985/4 PENTAX MX / SIGMA HIGH-SPEED ZOOM 80-200mm F3.5-4 / Nikon COOLSCAN IV ED

二枚目はこちら。
二番ホームから発車する新百合ヶ丘行きの2400形。


小田急多摩線 黒川駅 新百合ヶ丘行き行き1000形各駅停車
(画像の上にカーソルを置くと画像が切り替わります)
201806_黒川駅今昔比較02” border=
◆ 撮影日:2018/6 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4-5.6R ED

1枚目の写真を撮影した場所から振り返りで新百合ヶ丘行きの1000形。
列車の長さと停車位置が違うため同じ構図で撮れませんでしたが、発車前の車掌さんの位置など同じようなタイミングで撮ってみました。
こちらは見ての通りホームの全域に設置された上屋(屋根)が大きな違いですね。
よく見ると同じ駅の同じ位置であることがわかると思います。


小田急線 多摩線 黒川駅 2400形 小田急多摩センター行き
198504黒川_2400形_03
◆ 撮影日:1985/4 PENTAX MX / SIGMA HIGH-SPEED ZOOM 80-200mm F3.5-4 / Nikon COOLSCAN IV ED

三枚目は二番ホームから撮影した多摩センター行きの2400形が入線してくるシーン。
近代的な設備の割にはひとけが無く閑散としたホームのオープンな様子が印象的です。


小田急多摩線 黒川駅 唐木田行き3000形各駅停車
(画像の上にカーソルを置くと画像が切り替わります)
201806_黒川駅今昔比較03” border=
◆ 撮影日:2018/6 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4-5.6R ED

こちらもホーム上屋が設置されたことでより近代化された(って変な表現ですが)感じがします。
かつては小田急線内では珍しい無人駅だった黒川駅も、この近辺にできたマイコンシティーの影響で人の動きも増えたらしく列車が来る時間になると乗降客で賑わう様子が見られました。


小田急線 多摩線 黒川駅 2400形 小田急多摩センター行き
198504黒川_2400形_04
◆ 撮影日:1985/4 PENTAX MX / SIGMA HIGH-SPEED ZOOM 80-200mm F3.5-4 / Nikon COOLSCAN IV ED

最後は到着した多摩センター行き2400形の写真。
このころは2400形4両編成の列車のみが多摩線内を行き来する状態だったので、方向幕も「新百合ヶ丘↔︎多摩センター」のほぼ固定状態な感じでした。


小田急多摩線 黒川駅 唐木田行き3000形各駅停車
(画像の上にカーソルを置くと画像が切り替わります)
201806_黒川駅今昔比較04” border=
◆ 撮影日:2018/6 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4-5.6R ED

現在はホームには立派な上屋ができたおかげで背後の小山が見えなくなりました。
ただこうして33年前と比べてみるとあまり変わらない雰囲気のようですね。
とりあえず定点撮影的ネタ撮影はこの辺にしておきましょうか。


小田急多摩線 黒川駅〜はるひ野駅間 新百合ヶ丘行き1000形各駅停車
黒川〜はるひ野間_1000形各駅停車
◆ 撮影日:2018/6 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4-5.6R ED

ネタ用画像は撮れたし、せっかくここまで来たのでいわゆる「鉄道写真」的なものも撮ってみました。
今やきれいな編成写真撮れることで有名な場所だそうですが、先に触れたように延長されたホームの幅が狭く二人もいたらいっぱいいっぱいであまり安全な場所とも言い難いので列車二・三本ほど撮影して撤収。

撮影時は気がつきませんでしたが画像を見るとトンネルの向こうにはるひ野駅のホームが見えます。
一つ隣の駅が見えちゃうというのもちょっと珍しい感じですが、黒川駅とはるひ野駅の駅間距離が0.8キロらしくさらに直線だからということなんですね。


小田急多摩線 黒川駅改札口
201806_黒川駅改札
◆ 撮影日:2018/6 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3 EZ ED

ホーム上での撮影も済ませ、今回初めて黒川駅に下車してみました。
2006年にリニューアル工事が完了して今のような状態になったそうですが、多摩線の中では比較的乗降客の少ない五月台駅と似たような雰囲気で、列車の到着時間以外はあまりひと気のない改札口です。
もちろん朝夕の通勤時間帯は通勤客で賑わうのでしょうが、日中はこのような状況なのでなにか「鶴見線」内の駅の雰囲気にも似たような感覚を覚えます。


小田急多摩線 黒川駅南口
201806_黒川駅南口
◆ 撮影日:2018/6 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3 EZ ED

南口へ出てみました。
かつては白い壁に駅名が掲げられたシンプルな駅だったと記憶していますが、バリアフリー対応で設置されたガラス張りのエレベーター塔や特徴的な白いドーム状の屋根などが新設され立派な駅に生まれ変わったようですね。
ただ・・・


小田急多摩線 黒川駅南口駅前の様子
201806_黒川駅南口駅前
◆ 撮影日:2018/6 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3 EZ ED

南口は駅前の道をちょっと歩くと以前と変わらない姿が見えました。
この駅前の相変わらずの空き地っぷりは33年前とあまり変わらないようで、「何もない」という雰囲気は健在でした(笑)

ちなみに南口駅前から北口方面へ線路をまたぐ黒川橋へ行くと多摩線の線路を見下ろすことができますが・・・


黒川橋から見える横浜ランドマークタワー
黒川橋から見える横浜ランドマークタワー
◆ 撮影日:2018/6 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4-5.6R ED

橋の上から南側を遠望してみると、横浜みなとみらい地区のビル群を見ることができます。
撮影した画像を確認してみると高さ296mの横浜ランドマークタワーや、その隣には253mの横浜メディアタワーの鉄塔など様々なビル群を見ることができました。
なんとなく位置的に見下ろすような感覚のある場所ですが、黒川駅の標高は100m無いくらいだろうし296mのランドマークタワーまでは直線距離で約27kmといったところだと思うので見えるのは当然といえば当然なんですが、不思議な感覚がしますね。

それはそうと、この地域の山林は宅地開発で切り開かれたというここ2、30年の歴史を見てきたため、遠くに見えるランドマークタワーの手前にこれほどの緑が残っていたことにもちょっとした驚きがありました。
方向的には鶴川や三輪の地域か、あるいは寺家町の辺りのような気もしますが定かではありません。


鉄道ネタの定点撮影のみではなかなか気が付かないが、かといってそれほど重要とも思えないちょっとした発見があった小田急多摩線「黒川駅」の訪問でした。


関連記事

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

第139回 ’91夏 青春18きっぷの旅 その3 平成3年

「’91夏の青春18きっぷの旅」も今回で三回目。新宿駅を出発してから約11時間をかけてようやく糸魚川駅までやってきました。
ここから先はこの日の宿泊地である新潟を目指し日本海沿いを東へ向かいます。
経由する北陸本線・信越本線のこの区間は基本的にトンネルの多い区間ですが、雲一つない晴天下の時折見える夏の日本海は穏やかで、冬の荒々しいそれとはまた違った魅力がありました。

素晴らしい車窓が続くひと時でしたが同行の友人Y君はやはり睡魔に勝つことができず引き続き船を漕ぐことに(笑)
そういう自分もやはり前日からあまり寝ることなく列車に揺られ続けたためところどころ船を漕いでいたようです。


JR東日本 信越本線 米山駅 旧2番ホームからの眺め
199108_米山駅01
◆ 撮影日:1991/8 PENTAX LX / smc PENTAX-M 35mm F2 / Nikon COOLSCAN IV ED

そんな中、多分通過待ちか時間調整でしょうか?多少の停車時間があったらしい米山駅のホームの様子です。
海が近い駅といえば同じ信越本線の「青海川駅」が有名ですがこの米山駅もなかなかなものですね。
かなり長いホームを有する比較的大きな駅のようですが聞こえてくるのは穏やかな波の音のみで、まるで時が止まったかのような不思議な感覚を覚えました。


JR東日本 信越本線 米山駅 旧2番ホーム 長岡行き普通列車
199108_米山駅02
◆ 撮影日:1991/8 PENTAX LX / smc PENTAX-M 35mm F2 / Nikon COOLSCAN IV ED

列車が停まっているのは当時の2番ホームですが、現在旧2番ホームと旧4番ホームは使用されなくなり駅も無人化されたようです。
旧4番ホームの向こう側はすぐ近くに日本海が迫り冬などは過酷な環境にさらされるのだろうなと想像させますね。


JR東日本 信越本線 米山駅 旧2番ホーム 長岡行き普通列車
199108_米山駅03
◆ 撮影日:1991/8 PENTAX LX / smc PENTAX-M 35mm F2 / Nikon COOLSCAN IV ED

一通りの写真を撮り終え車内へ戻るとほどなくして列車は動き出しました。
待ち時間がなければ列車に揺られ続ける旅ですからちょっとした気分転換になりましたが、その後すぐに眠りについてしまったようで青海川駅の様子を見ることもなく柏崎駅へ到着となったようです。


JR東日本 越後線 桐原駅から見える弥彦山
199108_桐原駅
◆ 撮影日:1991/8 PENTAX LX / smc PENTAX-M 35mm F2 / Nikon COOLSCAN IV ED

今回の宿泊地である新潟へ向かうにあたっては、これまで乗車経験のない越後線を経由していくため柏崎駅で乗り換えをしました。
地図上では海沿いを走っているように見える越後線ですが、実際には平坦な市街地や田畑の続く単調な車窓が続き、さすがの私も睡魔に勝てずあまり記憶が残っていません。

写真はたまたま停車中に目が覚めて撮影した桐原駅からの車窓です。
米どころ新潟を象徴するような目の前に広がる田んぼと、その背後には有名な観光地でもある弥彦山が見えました。
この後は昼食も兼ねて吉田駅から弥彦山山頂を目指し弥彦線へ寄り道をしてみます。


弥彦神社拝殿
199108_弥彦神社拝殿
◆ 撮影日:1991/8 PENTAX LX / smc PENTAX-M 35mm F2 / Nikon COOLSCAN IV ED

新宿駅を出発してからほぼ移動だけで時間を過ごしてきましたが、観光的要素も盛り込んでみようということで弥彦神社へやってきました。
この時点で午後二時を過ぎ、汗だくの二人は夏の日本海側の蒸し暑さで疲労困憊です。
普段はどうということもない約1kmほどの道のりもなかなかに堪えるものがありましたが、この旅では初めての観光ですから一通り見て回ることに。

神社を訪問した後はすぐ近くにある弥彦山ロープウェイを利用して弥彦山山頂へと向かいますが・・・
その様子はまた次回紹介しましょう。




何事もなく続いてきた乗り鉄の旅でしたが、新潟駅に着いてみると「ある事件」で街はざわついている様子。
果たして何があったというのか!?



※今回の行程
糸魚川駅→(北陸本線)→直江津駅→(信越本線)→柏崎駅→(越後線)→吉田駅→(弥彦線)→弥彦駅

関連記事

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

第138回 ’91夏 青春18きっぷの旅 その2 平成3年

新宿から中央東線の夜行普通列車「441M」に乗車し、上諏訪駅〜松本駅を経てやってきた大糸線南小谷駅。
今回はこの旅の個人的ハイライトでもある大糸線の非電化区間の様子をお送りします。

今回の旅では鉄道趣味には全く興味のない古くからの友人Y君との二人旅ということもあって、全編を通して(特に後半)撮影枚数が少なかった乗り鉄の旅でした。
(つい最近その友人Y君と会う機会がありましたが「上諏訪駅で構内の温泉に入ったね」と言われ、以外と記憶が残ってるものだと感心しました。)


JR東日本 大糸線 南小谷駅 115系松本行き普通列車とキハ58糸魚川行き普通列車
199108_南小谷駅03
◆ 撮影日:1991/8 PENTAX LX / smc PENTAX-M 35mm F2 / Nikon COOLSCAN IV ED

さて30分ほどの乗り継ぎ時間をやり過ごしようやく大糸線の非電化区間を走破するキハ58の列車に乗り込みます。
隣の1番線には松本行きの115系電車が発車を待つという山間の駅としてはちょっとした賑わいを見せる風景となりました。

しかしこの頃の「長野色」というんでしょうか?JR化後5年が過ぎ国鉄色の車両が減りつつある時期だったようですが、どうにも違和感のあるカラーリングに感じましたね。
後に国鉄リバイバルカラーが流行る事があったように、国鉄時代のシンプルな塗り分けはそれはそれで優れたデザインだったと言えるのでしょう。


JR西日本 大糸線 南小谷駅〜中土駅間 旧道のロックシェッドと新道の立山橋
199108_南小谷駅〜中土駅01
◆ 撮影日:1991/8 PENTAX LX / smc PENTAX-M 35mm F2 / Nikon COOLSCAN IV ED

糸魚川行きのディーゼル列車乗り込むと友人Y君は早々に船を漕ぎ始め、終点間際まで姫川沿いの夏の爽やかな大糸北線の車窓を眺める事はありませんでした。
個人的にはこの素晴らしい車窓を眺めないなんて、なんてもったいないんだと当時思いましたが、夜通し夜行列車からの乗り継ぎが続いた過酷な状況は乗り鉄素人の友人Y君には無理もない事ですね。
こちらはというとそれをいい事に車窓の写真を撮影します。(笑)

見えてきたのは平成2年完成の立山橋。
険しい地形による水害と豪雪などで、姫川沿いを走る国道148号(千国街道)は狭く見通しが悪い道が続く交通の難所だったようですが、災害復旧やその後の長野オリンピックに絡んで道路整備が進み現在は快適な道路となっているようですね。

車窓から見えたロックシェッドの旧道と、トンネルと橋梁で山を貫く新道との対比が面白くて思わず撮影してしまいました。
現在ではこの立山橋は屋根で覆われているらしいですが、開通間もないオープンだった頃の貴重な姿かもしれません。


JR西日本 大糸線 南小谷駅〜中土駅間 第4姫川橋梁からの車窓
199108_南小谷駅〜中土駅02
◆ 撮影日:1991/8 PENTAX LX / smc PENTAX-M 35mm F2 / Nikon COOLSCAN IV ED

続いては中土駅手前の第4姫川橋梁からみた千国街道の様子。
実はこの三年ほど前に原付スクーターで親不知まで行くというバイクツーリングで通った事があり、大糸線の車窓から見る道路は「こんなところを通っていたのか!」という驚きからシャッターを切らずには入られませんでした。
もちろんバイクでこの道を通過した時は同様に「大糸線はこんな険しいところを通っているのか!」と思ったのも付け加えておきましょう。


JR西日本 大糸線 北小谷駅
199108_北小谷駅
◆ 撮影日:1991/8 PENTAX LX / smc PENTAX-M 35mm F2 / Nikon COOLSCAN IV ED

列車は北小谷駅にに到着。この辺りは川幅も広く一段落ついたかのように感じますが、千国街道は難所の一つであった「国界橋」・「葛葉峠」を控えまだまだ油断できない箇所が続きます。
写真にある側線はこの頃のスキー客向け「シュプール号」の退避用に設置されたらしいですが、当然今は無くなっています。

当時線内の列車はディーゼル車の二両編成が多かったのだろうと思いますが、今や単行のレールバスのような列車が走る大糸線の現在からは、長編成のシュプール号が走っていた事など想像もできませんね。


JR西日本 大糸線 小滝駅〜根知駅間 第3下姫川橋梁から見る旧大正橋
199108_小滝駅〜根知駅01
◆ 撮影日:1991/8 PENTAX LX / smc PENTAX-M 35mm F2 / Nikon COOLSCAN IV ED

険しい地形を走る、関東住まいの私には見過ごせない素晴らしい車窓を見せる大糸線ですが、トンネルやロックシェッドが多く、夜行列車からの乗り継ぎで疲労の溜まる状態ではなかなか睡魔に勝つ事も難しい状況となってきました。
そんな中、小滝駅を発車してすぐに見えてきたのは赤い塗装も鮮やかな旧大正橋です。

橋の手前に新大正橋のものと思われる橋脚が見えますが、この後の平成6年に現大正橋が完成・架け替えられました。
赤いアーチ橋が目立つところですが背後に見える新小滝発電所とともに印象的な風景でした。
ネットで画像検索しても、この旧大正橋の画像がなかなか出てこないので貴重な姿かもしれませんね。


JR西日本 大糸線 小滝駅〜根知駅間 第1姫川橋梁
199108_小滝駅〜根知駅02
◆ 撮影日:1991/8 PENTAX LX / smc PENTAX-M 35mm F2 / Nikon COOLSCAN IV ED

最後は第1姫川橋梁からの眺めで今回の記事を〆ましょう。
険しく急峻な地形を姫川とともになんとか下ってきた大糸線の車窓からは、ようやくなだらかになろうとしている下流域の気配が感じられました。

以前にも書きましたが太平洋側の関東住まいの者としては、「下流が北にある」という事に非常に違和感を感じ、かつ、なかなか関東域では見られない急峻な地形を走る鉄道という事で一種の「憧れ」を感じ、鉄道であれ道路であれこの地へ訪問したいという欲求はこの記事を書くにあたって相変わらず消える事なく存在していた、という事を再認識した今回の記事でした。



今回の行程
南小谷駅→(大糸線)→糸魚川駅





※今回の記事で記載した姫川に架かる橋梁の情報は「信濃路の風・信濃路の橋」というサイトの「姫川の橋」を参考にさせていただきました。
信濃路に架かる橋の情報が満載の素晴らしいWebサイトですのでぜひご覧ください。


関連記事

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
最新トラックバック
ブログ内検索
おすすめリンク
RSSリンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 銀塩写真へ
にほんブログ村 にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ
にほんブログ村
QRコード
QR
プロフィール

すんや

Author:すんや
過去に撮りためたアナログ写真をフィルムスキャナーでデジタイズしアップロードする、アルバムと備忘録を兼ねたブログです。

一度はボツになった写真や、現像ムラ・カビ・キズなどで劣化した写真を現代の技術でどこまで復活させられるか?

アップする写真は基本的に鉄道写真か風景写真です。


中国五羊本田製バイクCGL125のブログをはじめました。
CGL125 あれこれ