第133回 33年前の新百合ヶ丘駅界隈 その1 昭和59年

ここ数年なかなか更新が儘ならない当ブログですが、なんとか2017年最後の記事を公開することができました。
第133回の今回は1984年の8月に撮影した小田急線新百合ヶ丘界隈の写真をスキャンしてみました。
といってもいつも通り列車の写真がメインです。当時親からの借り物では無い初めての「自分のカメラ」として購入したオリンパスのコンパクトカメラ「トリップ35」で撮影をしたもので、私の写真撮影の歴史の中でも初期の頃の記録です。

撮影技術もなにもあったものではなく、ネガの保存状態も悪かったためいわゆる「鉄道写真」としては見られたものではありません。
しかし今から33年前の開業から10年ほど経過した新百合ヶ丘駅周辺の様子がわかる、ある意味資料的価値もありそうなものだったので今回公開してみることにしました。


小田急小田原線 新百合ヶ丘駅 1番ホーム 準急本厚木行き 5200形
1984新百合ケ丘_01
◆ 撮影日:1984/08 OLYMPUS TRIP 35 D.Zuiko 1:2.8 f=40mm/Nikon COOLSCAN IV ED

まずは新百合ヶ丘駅1番ホームに停車する5200形準急本厚木行きです。
現在「小田急アコルデ新百合ヶ丘Ⅰ」が建っている場所は長らく空き地でこのように1番ホームに停車する電車の姿が見られました。
当時の小田急線ホームの発光式駅名板は「黒地に白抜き文字」でしたね。


小田急多摩線 新百合ヶ丘駅〜五月台駅間 2400形
1984新百合ケ丘_02
◆ 撮影日:1984/08 OLYMPUS TRIP 35 D.Zuiko 1:2.8 f=40mm/Nikon COOLSCAN IV ED

柿生駅側に移動してきて撮影したのは2400形で運転されていた多摩線の各駅停車。
この当時の多摩線は高規格なわりに一時間あたり4本の運転、無人駅の存在など地方ローカル線のような存在でした。
今のように特急や急行が走るなどとは想像もつかない時代です。
背後に見える建物は麻生区役所で翌年開設された図書館の建設工事中の様子も確認できますね。


小田急小田原線 柿生駅〜新百合ヶ丘駅間 各停新宿行き 4000形
1984新百合ケ丘_03
◆ 撮影日:1984/08 OLYMPUS TRIP 35 D.Zuiko 1:2.8 f=40mm/Nikon COOLSCAN IV ED

跨線橋を渡って反対側に移動、柿生〜新百合ヶ丘間の上り勾配を駆け上がってきた旧4000形電車を撮影。
非冷房とディスクブレーキという外観的特徴から目立つ存在でしたが、冷房化が進み始めた当時の夏場は敬遠された方も多かったと思います。
また釣り掛け駆動のモーター音が特徴的だったそうですがあまり記憶に残っていません。


小田急小田原線 柿生駅〜新百合ヶ丘駅間 各停新宿行き 4000形
1984新百合ケ丘_04
◆ 撮影日:1984/08 OLYMPUS TRIP 35 D.Zuiko 1:2.8 f=40mm/Nikon COOLSCAN IV ED

振り返って後ろ姿を撮影。
だだっ広い何もない新百合ヶ丘駅周辺の、このころのイメージが強く残っている方も多いでしょう。
空が広いです。


小田急小田原線 柿生駅〜新百合ヶ丘駅間 急行新宿行き 2400形+8000形
1984新百合ケ丘_05
◆ 撮影日:1984/08 OLYMPUS TRIP 35 D.Zuiko 1:2.8 f=40mm/Nikon COOLSCAN IV ED

最後はなんということはない2400形の写真です。
このコマはカビや傷が多く絵柄的にも面白くなかったのでスキャンしないつもりでしたが、今回ルーペで拡大してよく見てみました。
当時少なくなりつつあった本線上を走る急行運用に入った2400形で、しかも小田原方の編成は当時最新鋭の8000形という組み合わせでした。
かつては珍しくもなかった中型車と大型車が併結された急行列車でしたが(それゆえに新宿駅での乗車位置表示が複雑だった)自分の記録の中では唯一の写真だったようなので、手間はかかりましたが現代の技術で復元、公開してみました。


というわけで今回はここまで。
この時はフィルム一本分撮影しているので次回以降続きを公開していこうと思います。





さてこれにて2017年の記事更新は終了。
更新率が低い当ブログですが、過去に掲載した写真が鉄道誌に掲載されたりとなかなか変化のあった2017年でした。
なんとか月一回の更新を保ってやってきましたが、来年は月2件以上の記事更新をしたいなぁと思っています。
今年一年ご覧になっていただいてありがとうございました。
来年もよろしく願いいたします。

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