第135回 33年前の新百合ヶ丘駅界隈 その3 昭和59年

今回も引き続き昭和59年の小田急線新百合ヶ丘駅界隈の写真を紹介してみたいと思います。
前回は柿生駅側から南口のペデストリアンデッキ付近に移動、カマキリの像「ふるさとの詩」を撮影後、今度は北口へ移動してきました。


小田急小田原線 新百合ヶ丘駅 急行新宿行き 5200形
1984新百合ケ丘_11
◆ 撮影日:1984/08 OLYMPUS TRIP 35 D.Zuiko 1:2.8 f=40mm/Nikon COOLSCAN IV ED

駅の自由通路を抜け北口の階段を降りた先、現在は「新百合トウェンティワン」ビルの入り口付近で撮影してみます。
ちょうどホーム小田原側の端部分が見え、奥には先ほど移動してきた南口のペデストリアンデッキが見えます。
今では背後にアコルデ新百合ヶ丘が建っていますが、この位置から見るホームの様子はあまり変わらないようです。


小田急小田原線 新百合ヶ丘駅 急行小田原行き 9000形
1984新百合ケ丘_12
◆ 撮影日:1984/08 OLYMPUS TRIP 35 D.Zuiko 1:2.8 f=40mm/Nikon COOLSCAN IV ED

同じ位置から柿生駅方面を見てみます。
目の前のだだっ広い空き地には現在新百合トウェンティワンビルが建っていてこの写真のように奥まで見通せることはできないでしょう。
ただ現在の「新百合トウェンティワン」ビルの線路側はガラス張りで眺めが良いため、電車の行き来を見ることができるようになっています。

新百合ヶ丘駅での撮影はこのあたりで終了。
北口から津久井街道沿いに移動します。


新百合ヶ丘 万福寺交差点付近
1984新百合ケ丘_13
◆ 撮影日:1984/08 OLYMPUS TRIP 35 D.Zuiko 1:2.8 f=40mm/Nikon COOLSCAN IV ED

北口駅前の道を下り「万福寺」交差点付近にやってきました。
手前に見える空き地は現在JAセレサ川崎のビルが建っている場所で、交差点の向こう側には「トヨタの中古車販売店」「ヤザキグルメ街」やSLの模型が料理を運ぶことで有名だった「レストランSL」などが見えます。
この交差点の名称は、現在「新百合ヶ丘駅入口」へ変わり、小田急OXのビルや川崎市アートセンターができるなど、ここ20年でのその変貌ぶりは大きなものとなっています。


小田急小田原線 百合ヶ丘駅〜新百合ヶ丘駅間
1984新百合ケ丘_14
◆ 撮影日:1984/08 OLYMPUS TRIP 35 D.Zuiko 1:2.8 f=40mm/Nikon COOLSCAN IV ED

「万福寺」交差点から百合ヶ丘方面へ移動、津久井道とは反対側の線路際から見た新百合ヶ丘駅の様子です。
この辺りも長い間変わらぬ景色でしたが、十二神社周辺の万福寺周辺の開発に伴って大きく様変わりしました。
画面右側に見える山は巨大な集合住宅が建ち人口も大幅に増加。
平成以前ののんびりした町のイメージは無くなってしまいました。


という訳で昭和59年の新百合ヶ丘界隈の撮影はこれにて終了。
比較的連続的にこの界隈の景色は見ていることから、このように過去の写真を見ることでその変貌ぶりを再認識することになりました。
この界隈の開発もほぼ落ち着いた感じのようなので、今後は大きな変化はないと思いますが定期的に撮影してみることにしましょう。


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