第143回 街かどスナップ 〜柿生界隈ぶらり散歩〜 その2 平成13年

前回に引き続き「街かどスナップ 柿生界隈編」です。
数十年ぶりに訪問する柿生界隈の変化に驚きと懐かしさを感じつつ始めた散策も中間地点。
一旦商店街ちかくまで戻り東へと向かう道に行ってみます。


柿生トンネル跡の切り通し
柿生トンネル跡_1
◆ 撮影日:2001/8 Nikon FE2 / Ai Nikkor 28mm F3.5 / Nikon COOLSCAN IV ED

自分の記憶の中にある柿生の街の風景を思い出しながら歩いてみると、さすがに数十年前とは異なる景色が展開されていました。
「前はここにはあれがあったな」とか「こんな風に変わってしまったのか」などと思いながらやってきたのは柿生中学校下の道。


柿生トンネル跡の切り通し
柿生トンネル跡_2
◆ 撮影日:2001/8 Nikon FE2 / Ai Nikkor 28mm F3.5 / Nikon COOLSCAN IV ED

ここには以前「柿生トンネル」がありました。
ギリギリトンネル時代の記憶が残っていますが、これだけの切り通しに開削するならそれなりに大工事だったんじゃ?と思いますがそのあたりは全く記憶にありません。
幼少期の記憶では「歩道が無くて暗く不気味なトンネル」だった気がします。

ちなみに当時川崎市内唯一のトンネルだったらしいですが、思えば市内にトンネルあったっけ?と考えてしまうほどトンネルの存在が身近なものではありませんでした。


柿生中学校脇の階段
柿生中学校脇の階段
◆ 撮影日:2001/8 Nikon FE2 / Ai Nikkor 28mm F3.5 / Nikon COOLSCAN IV ED

柿生トンネル脇の階段を登っていくと柿生中学校の脇に出てますが、道はさらに上へと登っていきます。
誰に聞いたのか記憶がありませんがここは「下駄切り坂」と言うんだと聞かされ、確かに急坂の階段は下駄の鼻緒も切ってしまうほどだな。などと思ったものです。

かつてトンネルがあった時代、トンネルの上を横切る細い道を通ったことがありましたが、トンネルができる前はこの尾根越えの急坂が続く道が真福寺村と上麻生村を結ぶ重要な道だったというわけですね。


柿生中学校裏の尾根道
柿生中学校裏の尾根道_1
◆ 撮影日:2001/8 Nikon FE2 / Ai改 New Nikkor 50mm F1.4 / Nikon COOLSCAN IV ED

階段を登りきり「おっ越山ふれあいの森」を横にさらに道を進みます。
人通りはあまりないですが歴史を感じる尾根道の古道といった雰囲気で上り坂が続くものの足取りは軽く感じます。


柿生中学校裏の尾根道
柿生中学校裏の尾根道_2
◆ 撮影日:2001/8 Nikon FE2 / AiAF Nikkor 85mm F1.8S / Nikon COOLSCAN IV ED

されに進むと平坦な尾根道になり、あじさい寺として親しまれている「浄慶寺」への分岐が現れます。
その道を行けば前回の記事で紹介した最後の画像の場所へ出るのでしょう。

さてこの尾根道ですが、麻生不動院で毎年1月28日に行われる「だるま市」へ行く際によく利用した道だったりします。
「だるま市」は下麻生ほうから参道を行くのが普通のようですが、当時はこの尾根道を経由して麻生台団地を抜けていく道しか知らなかったので、露店が並ぶ参道の賑やかさを知ることも無くだるまを買ってすぐに帰ってました。(笑)


麻生台団地へ至る道
麻生台団地へ至る道
◆ 撮影日:2001/8 Nikon FE2 / Ai Nikkor 28mm F3.5 / Nikon COOLSCAN IV ED

尾根道を抜けて麻生台団地が見える階段まで来たところで今回のぶらり散歩は終了です。
麻生不動院や月読神社、下麻生の街並みも興味がありましたが、たいした距離を歩いた訳でもないのに湿気のまとわりつく夏の午後ということもあってそれなりに体力を消耗したようです。


この撮影からでもすでに15年が経過しているので柿生界隈も今現在はさらに変化していることでしょう。
なんの予備知識も無くぶらっと訪れた当時とは違って、いろいろな情報を得て少ないながらその背景に触れたこともあって改めて訪問してみたいと思わせる今回の記事でした。


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