第151回 2002年の小田急線多摩川橋梁界隈 平成14年

前回の「シリーズ定点撮影」で取り上げた登戸つながりではありませんが、今回は高架複々線工事が始まり徐々に変化し始めた2002年当時の小田急線・多摩川橋梁周辺の様子を撮影したポジをスキャンしてみることにしました。

免許を取りバイクやクルマに興味の対象が移り写真撮影の趣味から遠ざかっていた1990年代でしたが、2000年頃から再び一眼レフカメラを手に取るようになりました。
この頃からNikonのカメラを使用するようになり、中古購入したF2 Photomicのテストも兼ねてやってきたのは橋梁の架け替え工事が始まった小田急線の多摩川橋梁です。
複々線化工事で激変するであろうこの界隈の当時の姿を残しておこうというのは撮影する動機としては十分なものでした。


小田急線 和泉多摩川〜登戸間 多摩川橋梁を行く5200形急行箱根湯本行き
小田急多摩川橋梁周辺2002年8月_01
◆ 撮影日:2002/04 Nikon F2 Photomic AiAF Nikkor 50mm F1.4D

登戸駅を出て見慣れた土手にやってくるとサイクリングロードを行き交う人が多いことに気付かされます。
橋の全景を収めるべくけた下を移動していると、ガーター橋特有の「ガタンガタン」と列車が通る賑やかなを音が聞こえてきます。
サイクリングやジョギングの人たちの邪魔にならないよう脇にそれてそんな様子を一枚パチリ。


小田急線 和泉多摩川〜登戸間 和泉多摩川2号踏切
小田急多摩川橋梁周辺2002年8月_02
◆ 撮影日:2002/04 Nikon F2 Photomic SIGMA MIRROR 600mm F8

高架化された和泉多摩川駅方面を見てみると、開かずの踏切に待たされる人々の様子が見えたので購入したばかりの超望遠ミラーレンズでその様子を捉えてみました。
超望遠レンズの圧縮効果というんでしょうか、手前の川岸には釣り人がいたりして、背後に移る列車たちと合わせてそんな様子を一枚の写真に収めることができました。


多摩川のサイクリングロードを行き交う人々
小田急多摩川橋梁周辺2002年8月_03
◆ 撮影日:2002/04 Nikon F2 Photomic AiAF Nikkor 28mm F2.8D

下流側に歩いて行くと土手には使われているのかわからない状態のボートが横たわっています。
以前はこの辺りに貸しボート乗り場があったためその名残という感じでしょうか。
あまり広くは無いですがよく整備されたサイクリングロードを走るのは気持ち良さそうですね。


多摩川のサイクリングロードを行き交う人々
小田急多摩川橋梁周辺2002年8月_04
◆ 撮影日:2002/04 Nikon F2 Photomic AiAF Nikkor 20mm F2.8D

さらに進むとサイクリストや釣り人だけでなく、昼時ということもあってなだらかな土手の斜面で昼食をとる人々も多く、賑やかな雰囲気になってきました。
私も気持ちの良い土手の斜面で昼食などとりたいところですが、あいにく弁当の類は持ち合わせていないのでまたいつかやっていみたいと思いました。


多摩川の土手から見る小田急線多摩川橋梁を渡る20000形ロマンスカーRSE
小田急多摩川橋梁周辺2002年8月_05
◆ 撮影日:2002/04 Nikon F2 Photomic AiAF Nikkor 50mm F1.4D

ちょこちょこスナップ撮影をしつつようやく目的の場所にやってきました。
この辺りからだと多摩川橋梁を渡る列車全体を一枚に収めることができます。
午前中だったら良い光線状態で撮れたかもしれませんが致し方ありません。
こういう考え方だからいわゆる鉄道写真を撮るのが下手なんでしょうね(笑)

古いガーター橋だと車両側面を遮るものが少ないため絵になる写真が撮れますが、こんな様子を見ることができるのも(この時点では)あとわずかです。


小田急線 和泉多摩川〜登戸間 和泉多摩川2号踏切
小田急多摩川橋梁周辺2002年8月_06
◆ 撮影日:2002/04 Nikon F2 Photomic AF Nikkor 20mm F2.8D

一通り川崎市側での撮影は満足したので、前年に架け替えが済んだ多摩水道橋を渡り狛江市側にやってきました。
和泉多摩川2号踏切周辺の土手は釣り客や自転車で行き交う地元の方々が多いようでした。
ガーター橋を渡る小田急線の列車を間近に見ることができることもあって、普段はあまり撮らないようなアングルから撮影してみます。

広がる広い空と橋を渡る列車、隅に小さく映る踏切が空くのを待つ人々。
超広角レンズならではの欲張りなフレーミングと言えますね。


さて訪問前はそれほど気にしてなかった多摩川橋梁の架け替え工事。
当時は通勤などで小田急を利用することが多かったので、その進捗具合をリアルに観察することができましたが、後にこの撮影をきっかけに新橋に切り替えるタイミングなどで度々撮影しに行くことになります。
登戸駅周辺の工事による変化と共に多摩川橋梁の様子を撮影したフィルムが出てきたのでいずれスキャン・公開していくことにしましょう。


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