第157回 東関東撮影旅行2004 「阿字ヶ浦駅編」 その1  平成16年

東関東の地方私鉄を巡る撮影旅行の二日目、かつて茨城県に存在していた地方私鉄「日立電鉄」を訪れた前回に引き続き、2008年に「ひたちなか海浜鉄道」に引き継がれ名称を変えた「茨城交通湊線」の阿字ヶ浦駅へやってきました。
車での移動ではありますがこの日の宿泊地が決まっている都合で全線をくまなく周ることもできなかったため、今回は湊線の終点である阿字ヶ浦駅のみの訪問となりました。


茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅
200401茨城交通阿字ヶ浦駅_001
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 85mm F1.8D

久慈浜での撮影後、海岸沿いの道を南下すると程なくして阿字ヶ浦駅のちかくへ。
駅へ向かって歩いて行くとちょうどいいタイミングで踏切の警報機が鳴り列車が到着、やってきたのは比較的新しいと思われる37100形の単行列車でした。
奥に見える側線には使用されてなさそうな車両が留置されています。


茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅に停車中の37100形
200401茨城交通阿字ヶ浦駅_002
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 85mm F1.8D

駅舎の反対側の側道から到着した37100形を撮影。
ありきたりの鉄道写真ですが背後に見える茨城港のコンテナクレーンが海辺の駅である事を感じさせますね。
何枚かの写真を撮影していると程なくして列車は勝田駅へむけて発車していきました。


茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅駅舎と駅前の様子
200401茨城交通阿字ヶ浦駅_003
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 28mm F2.8D

踏切を渡って駅舎側へやってきました。
列車がいなくなると時折踏切を通り抜ける車の音がするだけで閑散とした雰囲気になります。
地方私鉄の終着駅にしては長大なホームや数台停められるバス停、広々とした駅前などが不自然に感じますが、かつては夏の海水浴シーズンに上野駅から直通の臨時急行「あじがうら号」が運転されるなど、駅からほど近い阿字ヶ浦海水浴場へ向かう海水浴客の多くが利用した駅ということもあり、その名残を感じさせます。


茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅ホームへの通路
200401茨城交通阿字ヶ浦駅_004
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 28mm F2.8D

無人の改札を通り抜けると線路をまたいでホームへの階段が続きます。
列車本数も多くはなく手前側の線路は使われていないようでレールの輝きも見られません。
かつては日本中の地方駅で見られた構造ですが、2010年からのバリアフリー化工事によってスロープが設けられこの景色にも変化があったようです。


茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅改札
200401茨城交通阿字ヶ浦駅_005
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 28mm F2.8D

ホーム上から駅舎側へ振り返ってみると「歓迎 ようこそ阿字ヶ浦海水浴場 茨城交通」と記された手書きの看板が。
通常の改札の右手には臨時改札も見え、手書き看板と相まって海水浴客で賑わった当時を思い起こさせる景色がそこにはありました。


茨城交通湊線 阿字ヶ浦駅ホーム上の支柱と駅名板
200401茨城交通阿字ヶ浦駅_006
◆ 撮影日:2004/01 Nikon F5 AiAF Nikkor 28mm F2.8D

無人のホームを進むと今は使われていない鉄骨の支柱がありました。
その後のホーム改修時でしょうか?現在は撤去されているようで、味のある手書きの駅名板も今では見ることができなくなったようです。

この先終着駅のホームの先端がどうなっているのか?気になるところですが今回はここまで。
次回は阿字ヶ浦駅の線路が途切れる端っこの様子を見に行ってみます。



※東関東撮影旅行2004シリーズはこちらから
  1. 第155回 東関東撮影旅行2004 「日立電鉄編」 その1  平成16年
  2. 第156回 東関東撮影旅行2004 「日立電鉄編」 その2  平成16年
  3. 第157回 東関東撮影旅行2004 「阿字ヶ浦駅編」 その1  平成16年
  4. 第158回 東関東撮影旅行2004 「阿字ヶ浦駅編」 その2  平成16年
  5. 第159回 東関東撮影旅行2004 「鹿島鉄道 鉾田駅編」 その1  平成16年




関連記事

コメント 0

コメントはまだありません

コメントする