第161回 シリーズ定点撮影番外編 変わりゆく登戸の街並み 2019〜2020

本来なら「東関東撮影旅行」シリーズの鉾田駅編を再開するところでしたが、定点撮影シリーズの撮影で訪れた登戸駅周辺の変化が予想より大きかった事もあって今回はその様子を少しだけ紹介してみたいと思います。

前回の小田急登戸駅編とその前のJR登戸駅編を公開するにあたって2019年3月と2020年1月に訪問した登戸駅周辺。
以前より車窓から変化しつつある様子を眺めていたものの、実際に降り立ち歩いてみるとみると以前の街並みが想像できないほどの大きな変化があった事がわかりました。


向ヶ丘遊園から登戸駅方面の線路沿いから見た景色
201903_向ヶ丘遊園駅から登戸駅への景色
◆ 撮影日:2019/3 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3 EZ ED

まずはJR編の記事作成時に訪れた2019年3月の登戸駅周辺の様子から見ていきましょう。
向ヶ丘遊園駅から登戸駅へ向かう線路際の道路からの眺め。
この道沿いにはかつて住宅や旅館、店舗などが並ぶ街並みがありましたが、この時には以前の景色が思い出せないほど多くの建物が取り壊されすっかり平地となっていました。
前方に見えてきた駅周辺の商店街跡には新しいビルの建設が始まっている様子が伺えますね。


2019年3月頃の小田急登戸駅北側の様子
201903_再開発中の登戸駅北口の様子
◆ 撮影日:2019/3 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3 EZ ED

以前は多くの人で賑わっていた登戸駅前商店街は姿を消し、高架化された小田急登戸駅の手前には新しく作られた広い道路とこれから多くの建物が建つであろう平地があるのみ。
こんな見通しの良い登戸駅前の景色が見られるのもこのいっときだけでしょうから、これはこれで貴重な光景と言えるのでしょう。
開業直後の小田急多摩センター駅の駅前はこんな感じだった気がします。


2019年3月 わずかに残る登戸駅前商店街
201903_再開発中の登戸駅北口商店街遠望
◆ 撮影日:2019/3 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3 EZ ED

同じ場所から左手を見てみるとわずかに残された登戸駅前商店街がみえました。
ここは手前から左手へ続く津久井道と右手に伸びていた商店街への道、駅入り口へ向かう奥側の道が交わる交差点だった場所ですが、小田急・JR登戸駅改良工事の完成とともに登戸北部から駅へ向かうためのメインルートとしての役目を終えたようです。


登戸駅前商店街にあった「北向地蔵と馬頭観音」
201903_再開発中の登戸駅北口にある北向地蔵と馬頭観音
◆ 撮影日:2019/3 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3 EZ ED

津久井道と商店街の交差点にあった「北向地蔵と馬頭観音」は多摩区の名所旧跡として紹介されている有名な場所ですが、わずかに残された駅前商店街とともに今後の動向が気になるところです。
かつては正面に向かってまっすぐ伸びた道の両側に多くの人が行き交う商店街があった事を記憶している方も多い事でしょう。


2019年3月 登戸駅前商店街の様子
201903_わずかに残った登戸駅北口の商店街
◆ 撮影日:2019/3 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3 EZ ED

残された商店街の道を進んでみるとすでに営業を終了した店舗もあり、この景色が見られるのもそう長い事ではないであろう事がわかります。


2019年3月 登戸駅北側の入り口
201903_再開発中の登戸駅北口
◆ 撮影日:2019/3 OLYMPUS PEN E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3 EZ ED

商店街の道を進んだ先に見えてきたのは小田急登戸駅の入り口。
人通りの少ない現在ですが、再開発が終われば新たな人の流れができて賑わう街並みがみられる時がくるのでしょう。


2020年1月 小田急登戸駅周辺の様子
202001_再開発中の登戸駅北口の様子1
◆ 撮影日:2020/1 Nikon D300 AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

ここからは2020年1月訪問時の登戸駅周辺の様子。
2019年訪問時は平地だった駅前にはいくつかのビルが建ち再開発は着々と進んでいる様子が伺えます。
正面奥に見えていた駅前商店街の建物が見えないようですが・・・


駅前商店街が撤去された小田急登戸駅前の様子
202001_再開発中の登戸駅北口の様子2
◆ 撮影日:2020/1 Nikon D300 AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

駅入り口付近まで進んでみると、2019年にはわずかに残されていた登戸駅前商店街がすべて撤去されていました。
以前は商店街の建物に遮られて見る事のできなかったJR南武線の線路と行き交う列車がよく見えるようになりました。


2020年1月 小田急登戸駅入り口から見る北側駅前の様子
202001_再開発中の登戸駅北口の様子3
◆ 撮影日:2020/1 Nikon D300 AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

駅入り口からはかつての駅前商店街へ続く道路跡が見えましたが工事のため通行止め。
こちらも再開発に伴って既存道路の撤去や新しいビルの建設などが進みつつあるようです。


「北向地蔵と馬頭観音」があった交差点の様子
202001_再開発中の登戸駅北口の様子4
◆ 撮影日:2020/1 Nikon D300 AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

駅前商店街があった道路は通行止めになったため新しい道に迂回しつつ津久井道との交差点付近へやってきました。
「北向地蔵と馬頭観音」や商店街の建物が全て撤去されてしまったためわかりにくいですが、手前に見える電柱と道路標識がこのページ三枚目の画像にある「弁当屋」の建物前にあるものと同じである事がわかります。
「北向地蔵と馬頭観音」はこの写真右手にありましたが、撤去されかつての面影は完全に失われたようです。
「北向地蔵と馬頭観音」は別の場所に移設されたそうです

というわけで駆け足ではありますが大きく変化しつつある登戸駅北側の2019年、2020年訪問時の様子でした。
登戸はJR南武線の駅周辺の再開発もありますから、しばらくは刻々と変化していく駅周辺の様子を見る事ができるでしょう。
逆に言うと工事中の姿は今しか見られないので興味のある方はお早めに訪問する事をお勧めします。


今回の定点撮影シリーズの記事を書く過程で小田急やJR南武線の登戸駅改良工事のフィルムが出てきました。
画像の原稿としては残っていますがそれをデータ化する手間と、記録していなかった撮影日の推測など手間のかかる作業があるためすぐにとは行きませんが、今後時系列的にシリーズ化して公開していこうと思っています。





※関連記事
第150回 シリーズ定点撮影 その6 「JR登戸駅のいまむかし」
第160回 シリーズ定点撮影 その7 「小田急登戸駅のいまむかし」

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